MMD研究所主催「MVNO3社に聞く、格安SIMの女性利用拡大について」に参加してきましたのでレポート!

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3月2日、恵比寿で行われたMMD研究所主催 第2回MVNO勉強会「MVNO3社に聞く、格安SIMの女性利用拡大について」に参加してきました。

第1回にも何故か呼んでいただけて今回も呼んでいただけたのは非常に嬉しく思います。

第1回の内容は下記参照。

格安SIM購入層と動向について、MMD研究所の勉強会でいろいろ学んできました。
10月19日、各メディアでも取り上げられていたMMD研究所の格安SIMに関する勉強会に何故か呼ばれたので参加してきました。こういうブログをし...

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2016年最新の格安SIM調査データ

最初にMMD研究所(MMD Labo株式会社)の吉本浩司氏より格安SIM調査データを発表されました。

MMD研究所(MMD Labo株式会社)の吉本浩司氏

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  • 2015年まではイノベーターであり2016年はアーリーアダプター層の獲得
  • 格安SIMの購入年度は前年比、倍増している(今後暫くは増えていく)
  • 女性は「音声通信+データ通信」の端末セット購入をしていることが多い

という調査結果の前提を踏まえた上で説明が行われていきました。

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現在の格安SIMの利用者は6.9%ということでまだまだ利用者は少ない状況。ただし格安SIMの認知度は76.5%ということで浸透はしてきてるとのこと。

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そして2016年度は現在利用検討をしているアーリーアダプター層がMVNO各社の顧客ターゲットとして主戦場になるとのこと。

ただし個人的には内容理解を行っているアーリー・マジョリティ層まで浸透していくのではないかと思っています。

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また2月6日の時点での調査では格安SIMの利用者の半数(54.2%)が昨年2015年に格安SIMを購入しているとのこと。

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現在格安SIMを使っている人のうち「データ通信専用SIM」と「音声通話機能付きSIM」では58%が「データ通信専用SIM」であり42%が「音声通話機能付きSIM」となっており概ね6:4の割合になっているとのこと。

次に音声通話機能付きSIMが2014年後半から伸びてきていることを説明されました。

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これは今まで格安SIMはサブ端末としてデータ通信専用端末に入れて使っていた人が多かったけど、2014年後半以降から格安SIMをメイン端末に入れて使っている人が増えたことに起因しているのでしょうね。

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続いて「データ通信専用SIM」と「音声通話機能付きSIM」の割合を男女別に見た場合です。男性は6割以上がデータ通信専用SIMであるのに対して女性は半々になっています。

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次に格安SIMにした場合に端末はどのように購入しているかの割合が示されました。

  • セットプランではなく、新品の端末を購入:33.9%
  • セットプランで端末購入:27.0%
  • 元々所有していたスマートフォン端末を利用:22.8%
  • セットプランではなく、中古の端末を購入:13.4%
  • その他:2.8%

ということです。個人的には中古端末を購入している人が13.4%もいることに驚きました。でもスマホの中古品を取り扱うショップが増えていることを考えると妥当な数字なのかもしれませんね。

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そして端末購入先の男女別の内訳です。男性は新品のSIMフリー端末を購入する人が最も多く、女性はセットプランで端末購入する人が最も多いという結果になったそうです。

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続いて「データ通信専用SIM」「音声通話機能付きSIM」別の端末購入割合です。音声通話機能付きSIMを使っている人ではセットプランで購入する人が多くデータ通信専用SIMを使っているひとでは別に新品の端末を購入していることが多くなっています。

格安SIMのシェア

現在の格安SIMのシェアについても説明がありました。

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1位はOCNモバイルOne、2位は楽天モバイル、3位はIIJmio、4位はBIGLOBE SIM、5位はmineo、6位はBIC SIM、7位のイオンモバイルはまだMVNOとしてのイオンモバイルではなく代理店としてのイオンスマホとのこと、8位はDMMモバイル、9位はNifMo、10位はUQモバイル・b-mobile・FREETELということになったそうです。

以前はIIJが2位だったと記憶しているのですが楽天モバイルが凄く攻めている印象があります。ただしIIJはDMMモバイル等にMVNEとして提供しているのでそれを含めると1位か2位になるのでしょうね。

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そして各MVNO毎の男女別割合では、楽天モバイルとイオンモバイルは女性割合が高いということ。

ネット上では男性amazon、女性楽天市場と言われることもありますが女性は確かにamazonよりも楽天市場を使うことが多くその延長線上で同じポイントの貯まる楽天モバイルを選択するのかな?と思いました。イオンモバイルについてはイオンということで女性利用者が多いことから想像がつきますよね。

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更にそれぞれのシェアの中で「データ通信専用SIM」「音声通話機能付きSIM」の割合です。楽天モバイルとイオンモバイルは音声通話機能付きSIMの割合が高くなています。

もっともイオンモバイルについては代理店としてIIJmio等のデータ通信SIMも販売していましたがメインはイオンスマホでありイオンスマホは基本的に音声通話機能付きSIMとのセット販売だったので割合が高くなっているのは当然でしょう。

楽天モバイルに関してはいろいろな原因がありますが個人的な見解ですが楽天モバイルは恐らく「ネット:実店舗=7:3」くらいだと予想しておりネットの内4割以上がアフィリエイト経由での販売になっていると思います。詳細は書けませんがそのことも影響していると思っています。

まとめ

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まとめとしては上記の内容に。

●2016年はアーリーアダプター層(検討者)の獲得が鍵

  • 情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きい。

●格安SIMの購入年度は前年比、倍増していました。

  • 勢いが緩まるどころか加速している。

●女性は「音声通信+データ通信」の端末セット購入。

  • 2台持ちのサブスマホからメイン端末利用に移行

ということに。

個人的見解では

  • アーリーアダプターだけではなくアーリーマジョリティも対象になってくる
  • 2016年はまだ伸びますが政府の指針や大手キャリアの今後の展開で失速する可能性も否定出来ない
  • イオンモバイル等の新興勢力の影響で女性の「音声通信+データ通信」の端末セット購入は加速する可能性は高い

といったところでしょうか。

MMD研究所

OCNモバイルOne 岡本健太郎氏より

OCNモバイルOneのNTTコミュニケーションズ株式会社 ネットワークサービス部 岡本健太郎氏よりOCNモバイルOneの女性ユーザーについての話を中心に説明がありました。

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最初に7:3でデータ通信専用SIMが多くなっていること、今まで行っていなかった端末販売も検討しているという説明をされた上で資料の説明に入られました。

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販売数は順調に推移しているとのこと。

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女性層は年代を問わずに増加傾向にあるということ

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女性層の特徴として情報取得を行う人が多い、コスパの良いもの・評判の良いもの・メジャーなものを選びたいという意識があるということ、実店舗での購入が多いということ、不安要素は端末接続設定方法がトップということになっていました。

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OCNの取り組みとしてはじめてガイドの拡充を

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BICカメラでの即日受け渡しカウンターの拡大を行ったということ、今後も拡大してくということ

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女性層拡大において一番良いのはOCNモバイルOneということ積極的に行っていくということでした。

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また価格以外の価値訴求も行っていくということ

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コミュニケーションの強化を行うし女性向けの勉強会も実施していくとのことでした。

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また先に述べたように今後は端末(スマホ)の販売も検討するしいろいろなパートナー連携を行い価値向上を目指すということでした。またIoTにおいての新サービスも提供するとのことでした。

OCNモバイルOne公式サイト

BIGLOBE SIM 河口清華 氏より

つづいてBIGLOBE SIMのビッグローブ株式会社 河口清華氏より説明がありました。

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BIGLOBE電話についての説明。他社にはあまり無い格安SIMでの通話パック。

ただこのサービス、他社のプレフィックス通話(いわゆる通話料半額アプリ)には無い110番や119番にも電話がかけられるという仕組みがあるのですがあまり前面に打ち出していないのは非常にもったいないと思います。

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格安SIM契約者が使えるWi-Fiエリアは全国で8万箇所あるとのこと。

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家族で使える家族で安く出来る格安SIMになっているとのこと。

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参考までにこれだけ安くなるということを訴求しているとのことでした。

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またIoT技術に関しても積極的に今後は取り組むということ。

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その一例として勉強会のあった3月2日から提供開始の企業向け開発キットである「BL-01」についても説明をされました。

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会津若松で実証実験を開始しているそうです。

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今後はいろいろな未開拓の市場を開発していくそうです。

BIGLOBE SIM公式サイト

mineo 津田和佳 氏より

mineoの株式会社ケイ・オプティコム 津田和佳氏よりmineoについての説明がありました。

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まず最初にmineoのサービスコンセプトを説明されました。

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マルチキャリアMVNOとして今後も展開をしていくとのこと。吉本氏よりSoftBankも加えてくださいというツッコミが入りました。

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mineoの特徴であるパケットシェア・パケットギフトに関する説明も

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そして昨年末からスタートしたフリータンクとチップについても説明がありました。

フリータンクはすぐに枯渇するのでは無いか?という不安もあったそうですがそういうこともなく順調に行われているとのこと。

またフリータンクにより月のデータ通信容量が小さいものに変更されてしまう懸念もあったそうですがそういうことも無かったということでした。

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マイネ王の説明もあり、ユーザーと共にmineoを育てていきたいことを強調されていました。

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加入者数は順調に伸びているとのこと。

ただ個人的な見解ですが3月4月に大量に離れる人がいるのでは?という懸念もあります。理由は昨年10月までにあったmineoのキャンペーンが3月で終了する人も出てくるので他の格安SIMに移ってしまう人もいるのではないか?という考えのもとです。特に最近始まったmineoがMVNE元をしているフィーモへ変更する人もいるのではないかと思っています。

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ユーザー層については上記の通り。メインは40代男性とのこと。リテラシーの高いユーザーが多いということでした。

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今後はマジョリティ層も増えてくると予想しています。

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新プランの月10GBのデータ容量プランや新イメージキャラクターについても説明がありました。

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ユーザーと「一緒に」にmineoを創っていく、良い考えですね。

mineo公式サイト

テーマ別座談会

3社からの説明のあとテーマ別座談会が行われました。

スマホ料金の通信、端末の適正価格は?

OCNは利用者の方が無駄なく使えるようになっているのが適正。端末については選べることが重要という見解

GEOと組んでいる販売については非常に好調に推移しているとのこと。

BIGLOBE SIMはアシストパックで分割払いのように出来るようにしている。月々プラス2500円までが選びやすい価格だと言える。料金面については下げるところまで各社頑張っていると言えるとのことでした。

mineoはイオンは市場を広げてくれれば良いということでした。

他にもいろいろな説明がありこのあと質問タイムになり活発に質問が行われました。

個人的懸念点 安心・安全があまり考えられてない気がしたこと

今回、この勉強会に参加させていただき思ったことですが女性ユーザー層が気にしている格安スマホ・格安SIMにしても安心・安全であるか?ということに関してあまり考えられていないように感じました。

というのも今回の勉強会は3月2日に行われた訳ですが後9日後には東日本大震災から丸5年という時期に対してIP電話で110番への通報が出来ないことやETWS(緊急地震速報を行うシステム)の対応については一切触れられなかったこと。

ETWSに関しては下記を参照

緊急地震速報等に使われる「ETWS」 SIMフリー端末で対応しているか確認してみた【訂正あり】
先日、こんな記事を読みました。 防災週間に「格安SIM」と「緊急地震速報」の関係を知ろう 地震や津波等が発生する可能性がある時にスマホで受信...

大手キャリア(docomo・au・SoftBank)で販売されているスマートフォンはETWSにほとんどが対応しています。しかしSIMフリースマホで販売されている海外メーカーのものでETWSが対応しているかどうかは不明なものが多く懸念点が残ります。

このことについてはBIGLOBEさんより終わった後に説明をしていただき、販売する時に出来ればETWSに対応しているか調べたいものの調べる術が無いとのこと。

これは政府の対応が遅れていることだと個人的に思いました。政府はきちんと携帯電話の料金を下げたいと思うのであればこういう細かい点も検証出来る環境を考えるべきではないかと思った次第です。

国内で販売するSIMフリースマホは技適だけでなくETWS等にも対応しているかチェックする体制は必要なのではないかと思います。別にETWSに対応していないスマホを販売しても良いとは思うのですが、対応しているかしていないかユーザーにきちんと告知する仕組みは必要であると考えます。

なお、MMD研究所様には今回も参加させていただきお礼を申し上げます。次回も是非参加させていただければ幸甚です。

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弊ブログでは月に数回20社以上のMVNO・格安SIMの速度計測を行って速度の比較を行っています。そして月に1度更に速度のまとめ及び比較を行っています。最新の速度計測をまとめたものが下記記事になります。参考にしてもらえれば幸いです

なお、最新の格安SIMの通信速度は下記よりご覧ください。

" 格安SIM速度計測 "一覧

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