大手3キャリアの実行速度計測結果に意味が無いのに「総務省の格安SIM・通信速度の開示要請」はただの混乱を招くだけ

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日経新聞の電子版にこんな記事が上がっていました。

読んでみて思ったことは、どこまで総務省は卓上の空論で話すのかな?ということです。

事業者が速度を提示しても意味は無い

日経の記事には既に大手キャリアは総務省の要請を受けて全国1500カ所で通信速度を測定し、ホームページで公表していると書いてありました。僕は知っていましたが、皆さん知っていましたか?

大手3キャリアの実効速度計測結果は下記にて見ることが出来ます。

これを知っていた人って、どれぐらいいますか?このブログを普段から読んでくれている人なら知っている人も多いと思いますが、普通に街のキャリアのショップで契約するような人が実行速度計測結果を見て比べて選んでいるようには到底思えません。

そもそも通信速度を比較して格安SIMを購入しようとする人はこのブログのように通信速度を計測して比較しているブログやサイトを見て購入しているでしょう。

つまりいくら開示しても、通信速度が物凄く遅い格安SIMを契約してしまう人はそもそも通信速度なんて調べないし見ないで、適当に契約してしまうものです。

だからTO◯Nとかスマ◯バが店頭をメインにしているってことぐらい知ってるでしょ。ネットで調べない層をメインターゲットにしているんだから。

それにdocomoやauのように全国で通信速度を計測して公開するような資本力を持ったMVNO(格安SIM業者)はいくつあるのかも疑問です。資本力が無いところは潰れろというのなら最初から通信事業者の免許を交付しなければ良い訳で、交付したけど潰すよと脅しをかける総務省ってまるでヤクザみたいな存在だな~と思いました。

そもそも企業側に計測をさせればいくらでも偽装は出来る訳で、それなら総務省、お前が計測して発表しろよと思いますがいかがでしょうか?

第一、総務省と気象庁がまったく協力し合ってないからSIMフリースマホのETWS(地震・津波等の緊急速報)についても全く知れ渡ってない現状の方がよほど危険です。そっちを先に解決しろよと本当に思います。

通信速度の意味が分かっていない人も多い

また通信速度を提示しても通信速度の意味が分かっていない人の方が実際には多いと思います。

スマホの通信速度は、下り・上り・Pingの3つから考えないといけません。もっとも重要なのは下りの速度ですが、Pingも無視は出来ません。下りや上りの速度は数値が大きくなればなるほど通信速度は速くなりますが、Pingは数値が小さくなればなるほど速くなります。

でもPingが速いことが必ずしも良いこととは言えません。難しい話になりますがPingを速くしすぎるとデータ通信時にエラーが多発して結果として表示が遅くなる場合もあります。

Pingが遅いと言われる格安SIMでIIJmioというものがありますが、IIJmioはエラーを少なくするためにわざとPingの速度を遅くしているそうです。と書くとIIJmioが速いと思うかもしれませんが、下りの速度は速くはなく実際に使っていてイラっとすることがあるのも事実です。

つまり現状の大手3キャリアは下りと上りの速度だけを提示してPingは掲載していませんし、実際の体感速度は全く分からない状況です。

実際には通信速度よりも体感速度の方が重要です。いくら速くてもエラーが内部で起こっていて実際には体感速度で遅く感じることもあるでしょう。それに使うスマホによっても全く体感速度は異なります。

キャリアアグリケーション対応のスマホと非対応のスマホであれば通信速度なんて全く違います。

でも、自分で積極的に情報を集めようとしない人なら通信速度の意味なんてそもそも知らないし、Pingなんてそもそもあることを知らない人が多いですから意味がそもそもありません。

今回、docomoは「docomo 通信速度」で先に書いたdocomoの通信速度公開ページにたどり着きましたが「au 通信速度」ではたどり着きませんでした。見つけやすいところに書いてなければ気づかない人が多いのですから、自分で情報を集められない人に対して本当に意味ないんですよ。

通信速度は変化する

第一、通信速度は変化します。これはMVNOでは当たり前のことで借りている帯域量に対して契約数が増えてこれば当然遅くなるからです。だから帯域を増量させますが、増量させるタイミングはMVNOによってバラバラです。

上の図の上段のように毎月帯域を増加させるMVNOもあれば下段のように2ヶ月~半年に1度だけ増加させるMVNOもあります。快適に使えるのはどちらかと言えば当然上段のMVNOです。

だから通信速度よりもMVNOを選ぶ場合は、ユーザー数や通信量が増えた時にどのタイミングで帯域増強を行ってくれるかという情報の方が重要です。

2017年から総務省は発表しろとしていますが、半年以上の増加を見せた方がよほどユーザーにはためになるので今年から計測させて年間の速度を公開させた方が意味があります。

計測するタイミングで帯域を増やすことも出来る訳ですからそもそも偽装が出来ます。でも年間を通しての速度ならどれだけユーザーに対して真摯に帯域増加をしてくれているかがわかります。

結論:総務省がやれ

測定方法をバラすとそれに最適化したスマホを用いて速度偽装をするMVNOが出て来ると思います。でもその調査を総務省がきちんと行えるのか?という疑問も残ります。

それなら測定方法を一切非公開にして総務省が速度測定をして比較を公開すれば良いんじゃないの?と思う訳ですよ。

その方が圧倒的に信頼はありますし、わざわざいろいろなMVNO各社のサイトを横断して調べなくても良い訳ですから。通信速度を気にして格安SIMを契約する人はそもそも比較を求めています。横断して調べるなんて手間は面倒なんです。

総務省はそういうくだらないMVNOいじめをしている暇があるのなら、自分たちでやれば良いじゃないですか?

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弊ブログでは月に数回20社以上のMVNO・格安SIMの速度計測を行って速度の比較を行っています。そして月に1度更に速度のまとめ及び比較を行っています。最新の速度計測をまとめたものが下記記事になります。参考にしてもらえれば幸いです

なお、最新の格安SIMの通信速度は下記よりご覧ください。

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