ドコモ(docomo)等の大手キャリアと契約するか格安SIM(楽天モバイル等)と契約するか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
格安SIMにすると通信速度が遅くなったり圏外が多くなるという話を聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。一方で格安SIMにするとドコモと契約するよりも5000円以上安くなって快適につかえているという人もいます。
で、結局ドコモが良いの格安SIMが良いのか分からなくて悩んでいるという方に、両方を使っている立場からどちらが良いのかそれぞれのメリット・デメリットからどちらが良いのか説明していきます。
結論を先に書くと「人による」によるです。
モノを投げないでください!だって事実ですから。よく考えてください。モノにはすべてメリットとデメリットがあります。結局、何を優先して選ぶかに過ぎません。だからどちらが良いのか人によって異なるメリット・デメリットを紹介します。
勘違いされている格安SIM
最初に格安SIMに関するよく勘違いされていることを説明しておきます。
通信速度が遅くなる?
まず通信速度が遅くなるという噂ですが、これは半分ウソで半分本当です。これは契約する格安SIMによるところが大きく、ドコモよりも通信速度が速いところもあれば遅いところもあります。最近だと楽天モバイルやLINEモバイルであればドコモの回線を使っていますがドコモと同等かドコモよりも速いこともあります。あくまでもどこの格安SIMを選ぶのか?ということになります。
圏外が多くなる?
続いて、圏外が増えたというのは格安SIMが理由ではありません。使っているスマホが原因です。格安SIM用に主に販売されているSIMフリースマホというものがありますが2014年や2015年当時に販売されていたもので、海外メーカーのものの内、一部で日本で使われている携帯電話用の電波の種類に完全には対応していないものがあったため、圏外になることがあるという事があったために圏外が多くなったという人がいただけです。最新のSIMフリースマホや、ドコモで買ったスマホを使うのであれば問題ありません。
テザリングが使えなくなる?
これも嘘です。格安SIMでもテザリングは出来ます。ただしドコモのスマホに格安SIMを入れるとドコモのスマホが原因でテザリングが出来ないものが多数あります。iPhoneは大丈夫ですが、ドコモのスマホで発売時点でAndroid5.0以前のスマホはほぼテザリングが出来ません。発売時点でAndroid5.1だと出来るものが一部あります。発売時点でAndroid6.0のスマホだとほとんどのものでテザリングが出来るようになっています。
テザリング出来ない場合はあくまでもドコモのスマホが原因だということになります。
仕事で通話が多いのなら断然大手キャリア(ドコモ)
一番最初にスマホからいろいろな人に電話をすることが多いのなら断然、ドコモ等の大手キャリアです。特に5分以上の通話をする人なら。
格安SIMだと5分以内なら何回でも電話OKというプランもありますが、5分以上何時間でも通話しても無料というプランはありません。一部IP電話というものを使って可能にしているものもありますが、突然切れたり、音質が悪かったりという問題があります。特に仕事で電話をかけることが多い人であれば通話代を考えればドコモ等の大手キャリアを選んだ方がスマホ代が安くなります。
ただし高校生や大学生のお子さん向けにスマホを購入する場合、仕事で長時間話すことも無いと思いますし、友達同士で長時間通話するのならLINEのトークで大丈夫でしょうから、その場合は格安SIMの方が安くなります。
- 仕事で電話をかける人はドコモ等の大手キャリア
- 仕事ではなく友達と話すのにLINE等を使うのなら格安SIM
ということになります。
目安は月に合計2時間以上、仕事で電話をすることがある人ならドコモ等の大手キャリアです。
キャリアメールを使う人なら大手キャリア
ドコモであれば ◯◯@docomo.ne.jp 等のドコモドメインのメールアドレスを持っていますよね。これをキャリアメールと言います。格安SIMはキャリアメールがありません(UQモバイルのみあります)。
だからキャリアメールをまだ連絡手段として使っている場合は、もうドコモ等の大手キャリアを使い続けるしかありません。
またネットショップの一部及びSNSのサービス登録時にキャリアメールのメールアドレスが無いと登録出来ないものもあるので、そういうサービスを使っている人は大手キャリアを使うことになります。
一番重要!ETWSが完全なのはドコモ等の大手キャリアのみ
ETWSって何?と思った方も多いと思います。よく使われている言葉で言えば「緊急地震速報」「緊急津波速報」等の緊急通知のメールのことです。地震が発生する可能性がある時に鳴る、あれです。
格安SIMでもETWSは使えるのですが、格安SIMをSIMフリースマホで使う場合、SIMフリースマホがETWSに対応していないものが多くなっています。最近発売されたもの(2016年に後半くらいから)であればETWSは概ね、SIMフリースマホでも対応はしています。
しかしETWSって実は大きく分けて2つに分類されます。気象庁が行うものと地方自治体が行うものです。川の氾濫や火山の噴火等、全国的には影響しない局所的な緊急速報もありますが、局所的な緊急速報は地方自治体が発しています。しかしSIMフリースマホだと自治体が発した緊急速報が受信出来ません。
だから河川や森林で仕事をする人で万が一の時に緊急速報が必要だという人はドコモ等のスマホのままの方は安全です。
大規模災害に対応しているのはドコモ
また大規模災害が起きた時に安心なのは大手キャリアです。格安SIMだとIIJmioとUQモバイルを除いて仮に東京で大地震があった時、大阪でも使えなくなってしまいます。理由は格安SIMを管理するシステムが東京にしか無いからです。でも大手キャリアとIIJmioあれば大阪にも管理システムがあるのでそちらに切り替えて使うことが可能になります。
ETWSと合わせて万が一の大規模災害があった時に安心なのは大手キャリアということになります。
ドコモ等の大手キャリアが高い理由は万が一の時の対策のためのコストもかけているからです。携帯電話(スマホ)はライフラインであって万が一の時に使えないのは意味が無いですからね。
もちろんそうは言っても一生の内に凄い震災に合うことなんて1度あれば多い方で2度経験している人は滅多にいませんから、そこをどう考えるかですけどね。
まとめ 安全を優先するのならドコモ等の大手キャリア
もうお分かりいただいたと思いますが、安全を優先するのならドコモ等の大手キャリアです。
それとキャリアメールを使う必要性がある人、仕事で月に2時間以上通話をすることがある人ということであれば大手キャリアを選んだ方がよくなります。
ドコモでも安くする工夫をしよう
だからと言ってドコモのスマホを使っているから安くすることを諦める必要性はありません。
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