DMMモバイルの格安SIMやスマホを購入しようとしている方へDMMモバイルの情報を徹底的に解説します(最終更新 2015年9月27日)
DMMモバイルについて
DMMモバイルは、動画配信として有名になった株式会社DMM.com(ディーエムエムドットコム)が行っているMVNOです。1999年の設立の会社ですので16年以上の実績があり評価出来る会社であると思います。今はビートたけしやローラを起用したテレビCMを放送しており、ご存知の方も多いと思います。
DMMモバイルは現時点は、株式会社DMM.comが直接運営しています。DMM.com証券は子会社が行っています。
DMMモバイルのMVNE元
これはもう有名な話でIIJがMVNE元となっています。IIJと言えば、IIjmioで有名ですよね。IIJmio自体が非常に安定した速度を提供してくれているMVNOなのですが、DMMモバイルも非常に安定した速度を誇るMVNOとなっています。
DMMモバイルの特徴
DMMモバイルの特徴と言えばもう一言で「最安値宣言」でしょう!業界最安値であることを掲げておりどこかが価格を下げてくるのならその価格を下回るか同じ価格であれば月額の通信容量を増やすということを実施しています。
そして最安値だから回線の品質が低いか?と言われるとそんなことも無く上記に書いた通りIIJmioがMVNE元となっており同等、時にはそれ以上の速度を出すこともありコストパフォーマンス最強のMVNOとなっています。
また本体セットとの販売にも力を入れています。本体セットと言えば楽天モバイルが一番力を入れていますがその次に力を入れているのがDMMモバイルでしょう。
楽天モバイルよりもDMMモバイルがセット販売で優れていると思う点は、クレジットカードの種類を問わないところ。楽天モバイルは楽天カードのみでしか分割払いが出来ませんがDMMモバイルはほとんどのクレジットカードで分割払いが可能となっています。
ポイント還元10%
DMMモバイルの特徴として10%がDMMポイントとしてポイント還元されるというメリットがあります。例えば月々の支払いが1000円なら100円分のポイントがもらえること。ただし、このポイント還元はお得!だと一概に言えない部分があります。理由はポイント還元されるポイントの有効期限が1ヶ月のみということ。
これ最低でも1年くらいは有効にしてもらえれば嬉しいんですけどね。仮に3GBのデータSIMの場合850円なので85円分のポイント還元になるのですが85円だと何も買えない・・・。何かを購入する時にその分安くなるということでその金額以上の商品等を購入しないと使えない訳で、それだとポイント還元を受けた旨味があまり無いと言えます。
もちろんそれでもDMMモバイルは業界最安値なのでポイント還元が無くても十分にお得になっています。
豊富な通信プラン
詳しくは後述しますが、他のMVNOには無いいろいろなデータ容量のプランがあり、自分に最適なプランを選択出来るようになっている点は非常に便利だと思います。
DMMモバイルのSIMプラン
DMMモバイルは本当に数多くのプランを用意しています(下記はすべて税別です)。
いずれも事務手数料(初期費用)は3000円となっています。
月額基本料金
プラン | データSIM (SMS無し) |
データSIM (SMSあり) |
音声通話 機能付SIM |
通信速度 |
---|---|---|---|---|
ライト | 440円 | 590円 | 1140円 | 200kbps |
1GB | 590円 | 740円 | 1260円 | 225Mbps |
2GB | 770円 | 920円 | 1470円 | 225Mbps |
3GB | 850円 | 1000円 | 1500円 | 225Mbps |
5GB | 1210円 | 1360円 | 1970円 | 225Mbps |
7GB | 1860円 | 2010円 | 2560円 | 225Mbps |
8GB | 2140円 | 2290円 | 2840円 | 225Mbps |
10GB | 2190円 | 2340円 | 2950円 | 225Mbps |
15GB | 4570円 | 4720円 | 5270円 | 225Mbps |
20GB | 6090円 | 6240円 | 6790円 | 225Mbps |
*税別・2015年9月30日現在(2015年9月30日より価格改定)
DMMモバイルは最安値宣言をしている通り他者よりも高くなった場合は料金を下げるため料金の変動はかなりあります。また新しい容量プランもよく追加するため今後変更になる可能性があります。なお、通信速度は理論値であり実際にはこの半分も出ませんが、これはどのMVNOでも同じです。
上記に加えてシェアコースというものもあります。
*税別・2015年8月3日現在
家族で持つ場合はかなりお得になるのではないでしょうか?
その他の費用
- 通話料金(音声通話機能付きSIMのみ)20円/30秒
- SIMカード再発行:SIMカード1枚につき3000円
- SIMカードサイズ変更:SIMカード1枚につき3000円
- SIMカード交換:SIMカード1枚につき3000円
- MNP転出:1電話番号につき3000円
- 音声通話機能付きSIM途中解約手数料9000円
となっており、一般的なMVNOと変わらない金額となっています。
DMMモバイルの解約について
解約日は、解約申し込み日を含めた月の月末日です。解約申込みの期限は、月末日前日までとなります。
とサイト上に明記されています。つまり31日の月なら30日までに解約をしないといけないことになります。月の途中で解約を申し出ても1ヶ月分はかかります。なお、音声通話機能付きSIMだけは1年間の縛りがあるので注意して下さい。ほとんどのMVNOで音声通話機能付きSIMに関しては半年から1年間の縛りがあります。なお縛りが無いMVNOも一部ありますが他で似たような金額がかかりますのであまり変わらないことは覚えておいてください。ただ言葉を上手くつかって誤魔化しているだけですので。
速度制限・帯域制限
DMMモバイルはライトプランを除く高速速度のプランではその容量内であれば速度制限は実施していません。ライトプランのみ直近3日間で366MBを超えた場合は翌日24時間速度制限をする場合もあると発表しています。
通常の高速通信プランで速度制限が無いのは良いですよね。
DMMモバイルの通信速度・口コミ・評判
2015年の4月に極端に遅くなった!という口コミが見られましたが最近は遅いという評判はあまり聞きません。このブログでも行っている通信速度計測及び通信速度比較でも2015年7月の結果からは遅いということはなく安定した速度になっていました。

また評判も他者のMVNOと比べ悪いことは聞いたりしていません。
非常に評価の高いMVNOであると言えます。
DMMモバイルで使えるWi-Fiサービス
DMMモバイルで使える公衆Wi-Fiサービスはありません。この点は少し不便に思いました。3GBプランならNifMoと比べて50円の差しか無いので公衆Wi-Fiサービスが必要であればNifMoで契約をした方がお得になる場合もあります。5GBプランになると330円の価格差があるので微妙に考えるラインとなりますが。
参考までにHi-Bitというサービスなら「Wi2 300」と「BBモバイルスポット」が月額550円(税別)で使うことが出来ます。
DMMモバイルを使っての実際の感想
既に書いてありますが他のMVNOに比べて速度も安定しており最も繋がりにくくなると言われるお昼時でも1Mbps以上をキープしておりおすすめできる格安SIMとなっています。IIJmioがMVNE元なので安定性はそこそこあると思っていましたがCMを行っておりかなり契約者も増えていると思っており遅いだろうな~とは思っていましたが良い意味で裏切られて安定した速度が得られて満足出来るものとなっています。
コスパ重視で公衆Wi-Fiサービスが不要ならばおすすめです。
DMMモバイルのスマホセット
先に書いている通り、DMMモバイルは楽天モバイルについでスマホ本体とのセット販売に力を入れています。人気のZenFone2やHUAWEIのP8lite等のモデルも用意されています。日本メーカーのスマホ本体はSHARPのみとなっており、この点は少し残念に思いました。SONY Xperiaも行ってくれれば良いのにと思います。
DMMモバイルで使っているスマホが故障・破損したら
自前で用意したスマホであれば他のMVNO同様、メーカーやキャリアに修理を依頼するしかありませんし、その間はスマホ無しということになります。
スマホセットで購入した場合で購入時に端末交換オプションに加入していた場合は交換端末を発送してくれます。自然故障・破損・水濡れが対象です。月額350円(税別)となっており、自己負担額は3000円となっており他者よりもかなりお得になっています。
ただし、同等性能の端末かリフレッシュ品(つまり新品では無い)への交換となるので必ずしも新品や同じ機種になる訳では無いので注意してください。また他のMVNOは即日とか最短2日以内に発送となっていますがDMMモバイルは発送にかかる日にちは公開していないので何日後になるかは解りません。恐らくすぐには対応してくれると思いますが日にちが最初から決まっていないのは少し気になりますね。それでも月々350円と自己負担3000円で交換してもらえるのは最も安い保証内容であることは変わりないため、端末とセットで購入した時に是非とも入っておきたいオプションサービスです。
DMMモバイルについてより詳しく!ということであれば公式サイトをご覧ください。