2017年5月30日から6月2日まで台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI2017のASUSブースにて、モバイルプロジェクター「ZenBaem E1」の後継モデルとも言える「ZenBeam Go E1Z」が発表されていました。
現時点(2017年7月7日現在)、日本では未発売モデルですが日本での需要が高くなれば発売される可能性が高いと思います。
2018年3月10日に日本でも発売されることになりました。
ASUS Japanの方がちょうど会場に居たのでいろいろと聞いてきました。
モバイルプロジェクター ZenBeam Go E1Zのコンセプト
ZenBeam Go E1Zの前モデル「ZenBeam E1」はバッテリー搭載で電源不要のモバイルプロジェクターでした。詳細は下記記事をご覧ください。
>>電源コード不要!モバイルプロジェクター「ASUS ZenBeam E1」レビュー。ZenFone3 Ultraとの組合せで持ち運びも簡単。
ただ出力がHDMIのみでUSBで出力することは出来ず、スマホの映像を映す場合はUSBからHDMI出力出来るものしか無理でした。ASUSのZenFoneで言えばZenFone3 Ultraだけだと思います。ZenFone Go E1Zは、HDMI出力ではなく、USB出力に特化したモバイルプロジェクターになっており、ZenBeam E1とはコンセプトが異なるため後継というよりは別のコンセプトモデルと言った方が良いものです。
USB出力が出来ると言ってもアプリ(Android版のみ)をインストールが必要になるため汎用性は高いとは残念ながら言えるモデルではありません。
ただしスマホの映像をUSBで出力出来るということは非常に携帯性に特化出来るようになっており、夜に外で映画を見たりすることが可能となります。もちろんバッテリー駆動なので電源を用意することも必要ありません。
ASUS ZenBeam Go E1Zの外観
ASUS ZenBeam Go E1Zの大きさはZenBeam E1とほぼ同じです。
上記の写真はZenBeam Go E1Z
上記がZenBeam E1です。
ZenBeam Go E1Zは上面にあったボタン類がなくなりさっぱりしていることも分かると思います。
USB端子はmicroUSBなのでスマホの出力がType-Cの場合は変換アダプターが必要になります。
ASUS ZenBeam Go E1Zのプロジェクターとしての感想
会場で見た限りでは、ZenBeam E1と同じ程度の明るさで、暗い部屋なら問題なく使えるレベルでした。
例えばノートパソコンを持ち運ぶのが面倒、Androidタブレットとプロジェクターを繋いでプレゼンをしたいという方には最適なモデルだと思いました。
上記のようにスマホやタブレットとZenBeam Go E1Zだけで壁が白くて暗い部屋で白い壁ならプレゼンが出来てしまう訳です。
モバイルバッテリーとしても使用可能
ASUS ZenBeam Go E1Zは充電して外部電源無しでも動作するモバイルプロジェクターですが、更にスマホ等のモバイル機器に充電することが出来るモバイルバッテリーとしても使うことが出来ます。
6400mAhのバッテリーを搭載しているので、一般的なスマホなら2回分の充電が可能です。
またモバイルプロジェクターとしてもバッテリーで最大5時間の投射が可能となっています。
ASUS ZenBeam Go E1Zのスペック
前モデルであるZenBeam E1と比較してみました。
品名 | ASUS ZenBeam Go E1Z | ASUS ZenBeam E1 |
---|---|---|
光源 | LED | LED |
明るさ | 最大150ルーメン (電源接続時) |
最大150ルーメン (電源接続時) |
最大解像度 | 854×480ドット | 854×480ドット |
投写画面サイズ | 16~120型 | 16~120型 |
スピーカー | 2W×1 | 2W×1 |
入力端子 | Micro-USB ×1 | USB・HDMI |
内蔵バッテリー | リチウムイオン バッテリー(6400mAh) |
リチウムイオン バッテリー(6000mAh) |
バッテリー駆動時間 | 5時間(明るさ50ルーメン時) | 5時間(明るさ50ルーメン時) |
サイズ | 幅110mm×奥行き83mm×高さ29mm | 幅110mm×奥行き83mm×高さ29mm |
質量 | 約307g | 約307g |
価格 | オープン価格 | オープン価格 |
予定発売日 | 2018年3月10日 | 2017年2月10日 |
重さや大きさは変わらずバッテリー容量が400mAh向上しています。
端子数が減ったことを除けば他のスペックは変わっていません。
日本で発売されるようになって実売価格が4万円を切ってくるようであれば(39800円くらい)、是非購入したいモバイルプロジェクターです。
日本では34800円と4万円を大きく切ってくる価格となりました。なおamazon限定での発売となります。
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なお、PCメインで使う場合は前モデルのE1を購入されることをおすすめします。PCだとUSBよりはHDMI端子で繋いだ方が便利ですし、一般的な再生機器と繋ぐことを考えればやはりHDMIのい方が優位です。
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ZenBeam E1ともう少し大きなP2BというASUSのモバイルプロジェクターの比較記事もあるので、よければご覧ください。
ASUSの公式ページは下記からどうぞ
>>公式サイト
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