格安SIM・スマホで後悔しないための15のデメリットまとめ

初心者でも解るMVNO
この記事のポイント この記事では格安SIMに変更する前に知っておくべき格安SIMの種類とデメリットをまとめています。

格安SIMにしたら月々のスマホ代が半額以下になった!という評判を聞いて今年こそ、格安SIMに切り替えてスマホ代を安くしようと考えている方も多いと思います。

ここでよく考えてもらえれば分かりますが、どんなことでも安いのには理由があります。

その理由を知らずに格安SIMにしてしまうと後悔するだけではなく、思わぬトラブルになってしまうことも残念ながらあります。

しかしきちんと格安SIMの種類を知って、メリット・デメリットを理解すれば月々のスマホ代は半額以下になり家計も非常に楽になります

 

格安SIMや大手キャリアのスマホを30社ほど使ってきて現在も22社26プランと契約して使っている管理人が格安SIMの種類とメリット・デメリットを徹底的に説明します。

格安SIMやMVNOという言葉が今ひとつよく分からないという方は下記記事を先にお読みください。

格安SIMの3種類

SIMカードのサイズは3タイプあります。

今使っているスマホをそのまま格安SIMで使おうと思っている場合は、サイズをきちんと確認する必要性があります。

でも契約している格安SIMのホームページでどのSIMカードを選べば良いか書いてあるので間違えることは少ないです。

『契約しようと思っている格安SIMの会社名(例 UQモバイル)+対応端末』で検索してください。すぐに調べられます。

SIMカードアダプター

もしサイズでどれを選べば良いか分からない時は、一番小さいnanoSIMカードを選べば上記の写真のSIMアダプター(100~1000円くらい)を購入すればどうにでもなるのでそれほど大きな問題ではありません(au系の格安SIMのみは、VoLTE対応と非対応があるのでもう1つ注意が必要です)。

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問題はSIMカードのサイズではなく種類です。

docomoやau、SoftBankで契約するスマホ用のSIMカードの種類は1種類だけです(厳密には3種類ありますが一般的には説明されません)。

その1種類とは音声通話付きSIMカードと呼ばれるものです。しかし格安SIMには3種類のSIMカードが普通に販売されています。

 その3種類とは下記の図のようになっています。

SIMカード3種類の分岐図

  • 音声通話機能付きSIM
  • データ通信専用SIM

に分類され、更にデータ通信専用SIMは

  • SMS機能付きSIM
  • SMS機能無しSIM

に別れるので

  • 音声通話機能付きSIM
  • SMS機能付きデータ通信専用SIM
  • SMS機能無しデータ通信専用SIM

の3種類になる訳です。

音声通話機能付きSIM

docomoやauでスマホを契約する時、一般的にはこのSIMカードとなります。090や080、070で始まる携帯電話番号が付与され、この電話番号を使って電話をかけたり受けたりすることが出来る一般的なSIMカードです。

音声通話機能付きSIMカードを選ぶのであれば特に問題はありません。

SMS機能付きデータ通信専用SIM

090や080、070で始まる携帯電話番号が付与されますが、この番号を使って電話をかけたり受けたりすることが出来ないSIMカードです。普通の電話がかけられないことがポイントです。

もちろん110番や119番に電話をすることも出来ません。

ただしLINEやSkypeのアプリで通話するということであれば大丈夫です。

またSMS機能とは電話番号をメールアドレスに見立ててメッセージの送受信が出来る機能です。FacebookやLINEを使う時にはこの機能が無いと認証出来ないので非常に面倒なことになります。

SMS機能無しデータ通信専用SIM

SMS機能無しデータ通信専用SIMという名前の通り、SMS機能が無いデータ通信しか出来ないSIMカードです。

FacebookやLINEの認証が出来ない、また一部ネットバンクやネットサービスでSMSによる認証が出来ないと使えないサービス・ネットバンクもあるので、これを選んでしまうと使えない!ということになる可能性があるので、SMS機能無しデータ通信専用SIMで良いということが判断出来る人以外は契約しないことをおすすめします。

格安SIM 3種類の中で通常選ぶのは音声通話機能付きSIMカード

格安SIMのデメリット

それでは格安SIMのデメリットを説明していきます。

デメリット1:SIMカードの種類を間違えると通話できない・緊急電話が出来ない

既に説明した通りSIMカードには3種類あります。パケット容量が同じならSMS機能無しデータ通信専用SIMが一番安くなります。

一番安いからよく分からないけどこの『SMS機能無しデータ通信専用SIM』でいいや・・なんて契約してしまうと万が一の事故の時に110番や119番に電話が出来ないということにも成りかねないので間違えないようにしてくださいね。

参考

データ通信専用の格安SIMで良い場合、au回線を使った格安SIMのデータ通信専用SIMはSMS機能がついているのでお得です。

デメリット2:通話が多い人だと逆にスマホ代が高くなることがある

格安SIMにすれば安くなる!と思い込んでいる方もたまにいますが、電話をよくかける人の場合は逆に高くなることがあります。

docomoやau等の大手キャリアであればいくら電話をかけても定額というサービスがありますが、格安SIMにはありません。一般的に格安SIMの通話料は30秒/20円となっています。半額になるプランもあるのですがそれでも30秒/10円の通話料がかかります。

最近は5分まで何回電話をかけても定額、10分まで何回電話をかけても定額というプランもありますが、1回の通話が10分を超えることが多く、10分を超える通話が何回もあると通話料がかかり大手キャリアよりも高くなってしまうこともあります。

プライベートの電話しかしないということであればLINEアプリのトークやSkypeのアプリで話せば通話料はかかりませんが仕事で使う人はそうも行きませんよね。

また一部の格安SIMで050から始まる番号なら通話無制限というところもありますが、原理的にはLINEやSkypeと同じです。

また050から始まる番号だと一部の0120・0570へのフリーダイヤルには電話出来ないことがありますから仕事で使っていてかけられない電話番号があるというのは非常に不便ですので注意が必要です。

デメリット3:iPhoneを中心に一部のスマホではテザリングが出来ないことがある

docomoのAndroidスマホを使っていてそのスマホで格安SIMに乗り換えた場合、テザリングが出来ません。これは仕様上の問題であり解決する方法は無くも無いのですが、かなり面倒であり特殊な知識も必要なため普通の方にはおすすめ出来ません。

auのAndroidスマホであればau回線を使った格安SIMにすればテザリングは可能です。

またauのiPhoneを格安SIMで使う場合、au系の回線であるUQモバイルならテザリング出来るモデルもありますが、同じau系の回線を使ったmineoだとテザリング出来ないという問題もあり、テザリングが可能かどうかは事前にきちんと調べないといけません。

SIMロック解除問題も合わせて存在しており、スマホに詳しく無い人にとっては厳しい問題があります。

デメリット4:技適問題や格安SIMを選ぶ基準が初心者には難しい

テザリングの項目でも書きましたが、事前に調べないと分からないことが数多くあります。

ある程度スマホに詳しい人でも調べないと分からないことは沢山あるため、スマホ初心者であれば、もう何がなんだか分からないということにもなるでしょう。

また格安SIMを使うためにSIMフリースマホを購入したけど、au回線の格安SIMでは使ってはいけない・使えないという技適及びauVoLTE問題というものもあります。

格安SIMは会社によっていろいろなプランがあり、大手キャリアと比べれ好みにあったプランを選べるというメリットもあるのですが、逆にその豊富なプランが初心者にはどれを選んで良いか分からないというデメリットにもなってしまっています。

デメリット5:クレジットカードの支払いにしか対応していない格安SIMが多い

docomoやauであれば銀行引き落としという支払い方法も選べますし、コンビニで毎月支払うということも可能です。

しかし多くの格安SIMはクレジットカードが無ければ契約出来ないという問題があります。

そのため、この格安SIMが良いな・・・と思ってもクレジットカードを持ってなければ契約出来ないという問題が出ています。

一部、デビットカードによる支払いに対応している格安SIMもありますが、デビットカードの場合だとスマホ代は一括での支払いのみという場合もあったりします。

なお口座振替に対応している格安SIMは以下のところがあります。

@モバイルくん

BIGLOBE SIM

OCNモバイルOne

楽天モバイル

なおLINE mobileはLINE Payでの支払いに対応しているので実質的には毎月の現金支払いも可能です。

LINE mobile

デメリット6:キャリアメールが使えない

docomoなら@docomo.ne.jp、SoftBankなら@softbank.ne.jpといった携帯電話用のメールアドレス(キャリアメール)が付与されています。

今でもキャリアメールで連絡を取り合っている方もいますよね。

しかし格安SIMにするとキャリアメールは使えなくなります。そのために格安SIMに出来ないという方は少なくありません。

代替え手段としてGmailやYahoo!mail等のフリーメールを使ったり、格安SIM会社から提供されるメールアドレス(キャリアメールでは無い)を使うという方法もありますが、キャリアメールでしか連絡が取れない人がいる場合は現実的ではありませんよね。

連絡を取りたい方がドメイン指定受信を設定してくれればGmail等のフリーメールや一般的なメールでも問題ないのですが、難しいこともありますからね。

また一部のネットショップやネットバンクではキャリアメール(携帯メール)の登録が必須というところもあって、そういうサービスを使っていると格安SIMには出来ないという人もいます。

唯一の解決策はUQモバイルのキャリアメールに準じたメールサービスを使うことです。UQモバイルの場合、月額200円でメールアドレスが付与されそのメールアドレスはdocomoやau、SoftBankに対してキャリアメールとして認識されるようになっています。

友人との連絡のためにキャリアメールに切り替えられないというのであればUQモバイルで解決出来ます。

なおUQモバイルは当サイト一押しの格安SIMです。現在キャッシュバックキャンペーン実施中です。

デメリット7:キャリアサービスが使えない

docomoやau、ソフトバンクが提供しているサービスは当然使えなくなります。

おそらく一番困るのはキャリア決済と呼ばれる携帯電話の料金と一緒に支払うことが出来る決済方法を利用していた人でしょう。

もし何か毎月の支払いをキャリア決済にしていて格安SIMに切り替えたのなら必ず支払い方法の変更を実施しないとサービスの提携解除になってしまうこともあるので注意が必要です。

またdocomoのポイント dポイントは今は共通ポイントになっているので無駄になりませんが、auWALLETポイントプログラムはほぼ代替手段が無いのでポイントがある程度たまっているのなら使わないと損することになります。

デメリット8:LINEのID検索が使えなくなる

LINEでID検索をする場合、大手携帯キャリアでの年齢認証が必要ですが格安SIMだとキャリアの年齢認証が出来ないためID検索は出来なくなります。

ただID検索が出来ないだけで既にともだちである人とのメッセージのやり取り、無料通話は使うことが出来ます。

またID検索は出来なくても「ふるふる」や「QRコードリーダー」を使った友達追加は出来るので大きく困ることは無いと思います。

参考

LINEモバイルだけは唯一 ID検索が可能です

デメリット9:一部の格安SIMでMNP時に使えない期間が長い

大手の格安SIM会社はかなり改善しましたが、一部の中小の格安SIMでMNP(電話番号そのままで携帯会社を変更すること)で時間がかかるところがあります。

MNPを申請してから長いところだと2~3日かかるところもあり、その期間はスマホが使えなくなります。

しかし最近は、MNPを申請してSIMカードが届いてから自分でパソコン等からアクセスするか電話で切替を依頼すると数分で完了するところが多く自分で好きなタイミングで切り替えられる格安SIMにすれば問題はありません。

管理人がUQモバイルへMNPした時、スマホが使えない時間は20秒ほどでした。

デメリット10:家族割が少ない

家族割を実施している格安SIMは非常に少ないです。していても多くて月500円くらい。割引額が少ないところだと50円というところもあります。

しかし格安SIMは元々の月額費用が少ないので大きく割り引いてしまうと全く利益が出ないので致し方ないところ。

あるだけ良かったと思う方が良いでしょう。

デメリット11:サポートが弱い・故障時が面倒

格安SIMは多くはネットでの販売をメインとしています。店舗を持つところは増えていますが、大手キャリアに比べればまだまだ少ないのが実情です。

店舗を持たないことで人件費や維持費を下げて代金を安くするということが狙いのため致し方ないことですが、何か直接聞きたい時や故障した時には大手キャリアに比べれば不便なのは間違い無いことです。

特にスマホが故障した時、大手キャリアなら持ち込んで代替機を貸してもらえることもありますが、店舗が少ない・無い格安SIMだと代替機をすぐに借りることも出来ません。

スマホが故障した場合、連絡を午前中までに行えば最短で当日発送の翌日到着が本州であれば可能な格安SIMもありますが、北海道や九州、沖縄だと余分に1日かかるためスマホが使えない時間が多くなります。

docomoやauで使っていたスマホをそのまま格安SIMで使い続ける場合、保証期間が過ぎてしまうと修理受付を嫌がる大手キャリアショップもあるので(本当は受けないといけない)、出来れば予備のスマホを1台持っておくことをおすすめします。

予備のスマホなら性能はそれほど高くなくても良いので1万円くらいで購入出来ます。

なお楽天モバイルやmineo、UQモバイルは店舗数を拡大していますし、イオンモバイルなら全国に200店舗以上の店頭があります。

デメリット12:設定は自分で行うのが基本

基本的に格安SIMは自分で設定を行うことが基本になっています。そのためスマホの設定はどうも苦手・・・という方には非常にハードルが高いものとなっています。

慣れてしまうと簡単な設定ですが、初めての方だと迷うかもしれません。

格安SIMとスマホをセットで購入した場合は初期設定が不要なところもありますが、スマホは自分で用意した・今まで使っていたものを使う、ということであれば初期設定は自分で行わないといけません。

ただし格安SIMを使えるようにする設定をAPN設定と言いますが『使うスマホの型番+APN設定』で検索すると今は割りと情報が出て来るのでそれほど身構えなくても良いでしょう。

デメリット13:緊急地震速報(ETWS)やJアラートに対応しているか分からない場合がある

大手キャリアでセットで購入したスマホであれば緊急地震速報であるETWSやJアラートに対応していますが、格安SIMとセットで購入したSIMフリースマホだとETWSやJアラートに対応していないことがあります。また対応しているかどうか分からないこともあります。

都市部であれば人が多いので何かあれば他の人のスマホのアラームで気づくことも出来ますが地方で人が少ないところだと緊急速報を受け取れないことは危険なこともあります。

ASUSやHUAWEIといったSIMフリースマホで有名なメーカーのスマホの最近のモデルはETWS・Jアラートに対応してきていますが、中国メーカーや台湾メーカーであまり有名では無いメーカーのスマホはETWS・Jアラートに対応していないことが多いので注意が必要です。

緊急速報に変わるアプリはありますよ。

デメリット14:バッテリー交換が面倒なことが多い

格安SIMとセットでスマホを購入する方も多いのですが、今時のスマホは自分でバッテリー交換が出来ません。

基本的にはメーカーに連絡をして預けて交換してもらうことになります。

もちろん預けている期間はスマホが使えません。

大手キャリアのスマホであれば全部ではありませんが店頭に持ち込めばすぐに交換してもらえるモデルもありますが、格安SIMはそもそも店舗が無かったり少ないのでそういう対応も出来ません。

またイオンモバイルのように店舗が多いところでもバッテリー交換は店頭では出来ないというところも多く、バッテリーを交換したいと思っても気軽に出来ないという問題があります。

なお、iPhoneであれば今はバッテリー交換をすぐに受けてくれるお店が増えているのでバッテリーを気にしないようにするのであればiPhoneで格安SIMを使うのが良いかもしれません。

デメリット15:通信速度が遅くなることが多い

格安SIMにして一番言われることがおそらく通信速度が遅くなったということでしょう。

実際に大手キャリアと比べて非常に速度が遅い格安SIMは数多くあります。特にお昼の12時台だと遅くてイライラしてしまう格安SIMは数多くなっています。

これは大手キャリアであるMNOから格安SIM会社は回線の一部を借りているため、一部の回線の中に多くのユーザーが集まると必然的に遅くなってしまうためです。

速くする場合は大手キャリアから借りている回線の幅を多くすれば良いのですが、当然その分経費がかかるため積極的に回線の幅を広げようとする格安SIMは少ないのが実情です。

なお当サイトでは格安SIMの速度を測定しているのでよければ見てください。

しかし全部の格安SIMが遅い訳ではなく、大手キャリアよりも速い通信速度の格安SIMもあります。

その代表的なのがUQモバイルです。docomoよりも圧倒的に速くストレスなく使うことが出来る格安SIMです。

きちんと速い格安SIMを選べば問題ありません。

勘違いされている格安SIMのデメリット

いろいろな格安SIMに関する情報サイトやブログの記事はありますが中には間違ったことを書いているところも残念ながらあります。

よく見かける間違ってデメリットと書かれていることを説明します。

勘違いデメリット1:「格安SIMはパケット通信量の上限を超えるとスピードに制約がかかる」

格安SIMはパケットの通信量の上限を超えるとスピードに制約がかかると説明している記事を見かけたことがあります。

確かにパケットの通信量(月3GBまで とか5GBまでと書かれているものの3GBとか5GBがパケットの通信量です)の上限を超えるとスピードに制限がかかりますが、これはdocomoでも auでもSoftBankでも起こります。格安SIMだからという訳ではありません。

格安SIMでもdocomo、auでもSoftBankでもパケット通信量の上限を超えるとスピードに制約はかかります。

なおパケット通信量の上限を超えるとどうなるかと言えば通信速度が最大128kbps~256kbpsくらいの間で規制されます。これがどれぐらいの速度かと言えばヤフーのトップページが表示されるまで数秒から数十秒かかることになります。

勘違いデメリット2:格安SIMはテザリングが使えない

格安SIMだとテザリングが出来ないところがあるとよく説明されているのを見るのですが、テザリングが出来ない格安SIMを見つけることの方が大変です。おそらく一般にはありません。

ほとんどのところでテザリングは出来るので気にしなくて構いません。このサイトで紹介している格安SIMはすべてテザリングに対応しています。

ただし、格安SIMがテザリングに対応していてもスマホ本体がテザリングに対応していないことがあります。SIMフリースマホと呼ばれるスマホであればほぼ テザリングが出来ます(出来ない機種を知りません)。

テザリングが出来ないのはdocomoでスマホをセットで購入してdocomoを解約した後にそのスマホに格安SIMを入れて使う場合、ほぼテザリングは出来ません。テザリング以外の通話やネットは使えます。

やってやれないことも無いのですがかなり専門的な知識が必要なのでまず出来ないと考えてください。

ま たauでiPhoneを契約してauの契約を解除して格安SIMで使う場合もテザリングは出来ません。

docomoのiPhoneならテザリングは可能な のですが(Androidは出来ないけどiPhoneは出来るということ)、auのiPhoneではテザリングはほぼ出来ないと思ってください。

逆にauのAndroidスマホにau回線を使った格安SIMを入れれば、テザリングは出来ます。

  • docomoのAndroidスマホ=テザリングはほぼ不可
  • docomoのiPhone=テザリングはほぼ可能
  • auのAndroidスマホ=テザリングはほぼ可能
  • auのiPhone=テザリングはほぼ不可

ただし、docomoのAndroidスマホでも例外があり2015年夏モデル以降のシャープのスマホ及びNexus5xは格安SIMにしてもテザリング可能になっています。

勘違いデメリット3:格安SIMは圏外が多い

格安SIMにしたら圏外の場所が増えた!と言う人がいますがこれは格安SIMが原因ではありません。スマホ側の問題です。

格安SIMはdocomoやau、ソフトバンクから回線の一部を借りているので通信・通話エリアはdocomoやau、ソフトバンクと同じです。違いはありません。

しかしスマホの性能が低いものや少し古いスマホだとdocomoやau、ソフトバンクの使っている電波を完全にはキャッチ出来ないものがあり、電波を完全にキャッチ出来ないスマホを使っていると当然、圏外が多くなります。

解決方法は新しいスマホを使うことです。

格安SIMのメリット

当然格安SIMには格安SIMなりのメリットが数多くあります。

基本料金が安い

格安SIMのメリットは何よりも安いことです。docomoの5年未満の人のほとんどは月6500円の費用がかかります。しかし格安SIMは2000円くらいで利用が可能です。

安い理由はデメリットを理解してもらえれば分かりますが、通話をあまりしない、分からないことがあれば自分で調べることが出来る、詳しい人に聞けるという方であれば断然お得になります。

縛り期間が短い、もしくは無い

一部極悪な縛り期間を設定している格安SIMもありますが、ほとんどのところはdocomoやau、 SoftBankに比べて縛り期間が緩くなっています。またデータ通信専用SIMならほとんどのところが縛り期間がありません。1~2ヶ月使って解約して も解約手数料がかからないことになります。

音声通話SIMの場合、ほとんどのところで1年間(一部半年)の縛り期間がありますがdocomo等の2年に比べれば半分以下です。

ただ通信速度が速くて通話料込みのプランのところは2年縛りにしていることが多いのですが、それは致し方ないこと。安い金額で提供するのだから2年縛りにしないと赤字になってしまうからです。

なお、縛り期間無しと書いてあってもMNP転出手数料が異常に高いところもあるので注意してください。

プランが豊富

例 えばdocomoなら2GB・5GB・8GB・10GB等が1人で使う場合の月々のパケット通信量になりますが格安SIMの中でもDMMモバイルであれば 1・2・3・5・7・8・10GBとより細分化されたプランがあるので自分に適したパケット通信量を選べるようになっています。

他にもいろいろなプランがあり自分に適したプランを探すのも楽しみになるかもしれません。

音楽聴き放題のサービスや動画見放題のサービスを出している格安SIMもあります。

ただいろいろ有りすぎて悩んでしまうことがデメリットにもなっているのですが(苦笑)

格安SIMに切り換えるかどうかのポイント

格安SIMに切り替えるかどうかは2つのポイントがあります。

通話が多いか少ないか?少ないのなら格安SIMはおすすめ

格安SIMのデメリットとして通話料金が高いことを説明しました。だからこそ通話を沢山するかしないかが格安SIMに乗り換えるかどうかの一番のポイントになります。

し かし通話と言っても090や080の電話番号を通知してかけるかかけないかということがポイントです。050から始まる番号で良ければ価格は安く抑えられ ます。

しかし050で始まる電話番号で電話をする場合、音声が遅延したり(音ズレ)、通話が聞きにくい、ブツブツ切れるというデメリットもあります。

LINEで話したことがある人ならその時のことを思い出してください。とりあえず話せれば良いという人にはおすすめ出来ますが、仕事でも使うという場合は おすすめ出来ません。

格安SIMをおすすめする人は090や080の番号通知で月に2時間以内しか電話をしない人です。

もっとも3時間くらいまでなら恐らくは格安SIMの方が安いのですがそれ以上の場合はそのままdocomoやau、SoftBankを使うことをおすすめします。

多少遅くなっても耐えられるかが第2ポイント

格安SIMはdocomoやau、SoftBankに比べれば遅くなる傾向にあります。これはどうしても避けられません。ただし遅いと言っても通信速度の速い格安SIMを選べばほぼ変わりません。

メー ルやLINE、Twitter等のSNSがメインなら格安SIMで充分ですし速度の違いもほとんど解りません。

動画もよく見るということであれば比較的速 い速度の出る格安SIMを選べば問題ないでしょう。

ただし12時台だけはどうしても遅くなるので動画を12時台に頻繁にみたいのであれば、docomo、 au、SoftBank等のキャリアのまま使った方が良いかもしれません。

おすすめの格安SIMはどれ?

格安SIMのデメリット15個は下記の通りです。

  1. SIMカードの種類を間違えると通話できない・緊急電話が出来ない
  2. 通話が多い人だと逆にスマホ代が高くなることがある
  3. iPhoneを中心に一部のスマホではテザリングが出来ないことがある
  4. 技適問題や格安SIMを選ぶ基準が初心者には難しい
  5. クレジットカードの支払いにしか対応していない格安SIMが多い
  6. キャリアメールが使えない
  7. キャリアサービスが使えない
  8. LINEのID検索が使えなくなる
  9. 一部の格安SIMでMNP時に使えない期間が長い
  10. 家族割が少ない
  11. サポートが弱い・故障時が面倒
  12. 設定は自分で行うのが基本
  13. 緊急地震速報(ETWS)やJアラートに対応しているか分からない場合がある
  14. バッテリー交換が面倒なことが多い
  15. 通信速度が遅くなることが多い

この中で3番・5番の一部、6番・9番・10番・12番・15番の問題をかなり解決しているのがUQモバイルです。

11番に関して言えば、UQモバイルは今後店舗でのサポートを強化していくそうなので期待が出来ます。

管理人もメインで使っている格安SIMはUQモバイルで昼間に遅くなることもなく快適につかえていて、自信を持っておすすめ出来る格安SIMとなっています。

また現在、UQモバイルは音声通話SIMであれば現金キャッシュバックキャンペーンを当サイトとコラボして行っており、非常にお得に契約することが出来ます。

この機会に是非、UQモバイルに入られてみてはいかがでしょうか?

詳しくは下記記事をご覧ください。

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