2016年から注目を浴びてきたDSDS対応のスマホ。デュアルSIM・デュアルスタンバイということで使い方はいろいろとありますが、DSDS対応のスマホを使う場合に一番良い組み合わせのMVNO・格安SIMは何か、考えてみました。
パターン別でおすすめを説明していきます。
DSDS/ デュアルSIM・デュアルスタンバイとは何か?
その前にDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)とは何か?簡単に説明しておきます。2015年頃から1台のスマホに2枚のSIMカードを入れることが出来るモデルが登場してきました。代表的なスマホで言えば、ZenFone2です。
でもZenFone2に2枚のSIMカードを入れても、常に使えるのは1枚のみ。もう1枚のSIMカードを使うためには設定画面からSIMカードを切り替えて使う必要性があり手間となっていました。
この2枚のSIMカードを入れて1枚のみがスタンバイになっている状態をDSSS(デュアルSIM。シングルスタンバイ)といいます。
せっかく2枚のSIMカードを入れられるのだから2枚のSIMカードを切り替えずに使えれば・・・ということで登場したのがDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)です。
DSDS対応のスマホは2枚のSIMカードを入れることで2枚のSIMカードが共に音声通話SIMである場合、どちらの番号に電話がかかってきても電話に出られる、つまり常に2枚のSIMカードが電話の着信に関してスタンバイ出来ている状態のことを意味します。
でも現状のDSDSは、4G+3Gの待受であり、4G+4Gの待受は出来ない状態となっています。だから2枚目に入れるSIMカードは3Gに対応したSIMカードでなければいけません。
そしてDSDSでは1枚のSIMカードで通話中、もう1枚のSIMカードは通信が出来ません。
だからDSDSの次はDSDAと言われています。
DSDAとはデュアルSIM・デュアルアクティブの略で、1枚のSIMカードで通話中でももう1枚のSIMカードで通信が出来ることを意味します。
でもこれは現状かなり難しいそうで、2017年中に登場することはまずあり得ないだろうと言われています。なぜDSDAが無理なのか?それはDSDAを可能にするCPUがまだ登場していないためです。DSDSもDSDSを可能にするCPUの登場で可能になった訳ですが、DSDAを可能にするCPUは2017年1月9日現在発表されていません。
ここまでのまとめ
- DSDS=デュアルSIM・デュアルスタンバイの略
- DSDSはSIMカードを2枚スマホに入れておくことで2枚とも通話のスタンバイが出来ている状態
- 将来的にはDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)が望まれている
DSDS対応スマホ
DSDS対応スマホはかなり出揃ってきました。一番の人気はおそらくASUSのZenFone3でしょう。最近だとFREETELのKIWAMI2もDSDSに対応してきました。
ただここでDSDS対応スマホにも種類があります。
あくまでも日本国内に限った話ですが、大雑把に分類すると、docomo回線のみに対応したDSDS対応スマホとau回線(au VoLTE)とdocomo回線の両方に対応したDSDSスマホです。
- docomo回線のみに対応したDSDS対応スマホ
- auVoLTE(au回線)とdocomo回線、両方に対応したDSDS対応スマホ
これはどちらが機能的に良いかと言えば当然auVoLTEにも対応したDSDS対応スマホです。auVoLTEにも対応したDSDS対応スマホは、docomo回線2つでも使えるからです。
一応、FREETELのKIWAMI2もauVoLTEに対応させるとFREETELの社長である増田薫氏が言っていますのでその内するかと思いますが、KIWAMI2は電波の受信感度が弱い点からあまりおすすめ出来ないスマホなので実際にはASUSがDSDS対応スマホの中では一歩秀でている感じがします。
DSDS対応スマホはどういう人向けか?
DSDS対応のスマホの使い方でよく言われているのが、1回線が仕事用、もう1回線をプライベート用とする使い方です。今まで仕事用とプライベート用で2台のスマホを持っていた方もいるかと思いますが、これが1台のスマホで出来るようになります。
続いてよく言われるのが、1枚目にはデータ通信が安い格安SIMを入れ、2枚目は話し放題のある大手キャリア(docomoやau、ソフトバンク)のSIMカードを入れて使うというもの。このやり方だと今まで通話用にdocomoやauのガラケーを持ち、データ通信用に格安スマホを持つ、という2台を使っていた方が1台のスマホにすることが出来る訳です。
そしてあまり言われていませんが、au回線とdocomo回線、両方を使いたい方が1台のスマホで可能になるということです。
でもau回線とdocomo回線、両方を持つ必要性のある必要性がある人なんているの?と思うかもしれませんが、います。
それは登山をする人です。
なぜ登山をする人はau回線とdocomo回線を持つ必要性があるのか?理由は山によってdocomo回線が通じるけどau回線は通じないことがあります。またau回線は通じるけどdocomo回線は通じないことがあります。ソフトバンクは山では弱すぎるので論外ですww
で、どちらの山に登ってもdocomo回線もau回線も使えるスマホを持っていれば万が一の時も安心な訳です。また山に登る場合、荷物は少なければ少ないほど良い訳で2台のスマホを持っていくよりは当然1台のスマホの方が良い訳です。だから登山をする人にしてみれば、DSDS対応のスマホは安全を買うという意味で非常に良いスマホだと言えます。
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つまり
- プライベート用と仕事用で電話番号を変えて使いたい人向け
- 通話もデータ通信も安く済ませたい人向け
- 登山で安全のためにau回線もdocomo回線も使いたい人向け
ということが考えられます。
タイプ別 DSDS対応スマホでの格安SIMの組み合わせパターン
どういう人がDSDS対応スマホ向けか説明をしたのでその人向けに最強の組み合わせパターンを説明します。
プライベート用と仕事用で電話番号を変えて使いたい人向け
これは単に電話番号を2つ必要ということだけなので基本的にどこでも良いと思いますが、着信が多いのか発信が多いのかで異なってきます。
着信が多いのであれば1枚目はデータ通信でも速度の安定性のあるUQモバイルが良いでしょう。2枚目はとにかく維持費が一番安いロケットモバイルがおすすめです。
ロケットモバイルの神プランは音声通話SIMの中では最安値となっています。
発信が多いのであれば1枚目はワイモバイルの通話無制限のオプション加入した格安SIMが良いでしょう。2枚目はdocomoの通話無制限プランのSIMカードを入れるとよりコスパはよくなります。
でも発信の通話が1回5分以内で済むというのであれば、UQモバイルや楽天モバイル、FREETELの組み合わせが安く出来ます。楽天モバイルもFREETELも通信速度の安定性では定評のある格安SIMです。
>>楽天モバイル
>>FREETEL
発信が多くても1枚は無制限通話が良いけど2枚目は5分以内で済ませられるということであれば楽天モバイルやFREETELが良いですよ。
またデータ通信をどれぐらいするか分からないということであれば1枚はFREETELの「使った分だけ安心プラン」で契約しておくことをおすすめします。
通話もデータ通信も安く済ませたい人向け
これは1枚目はデータ通信専用で使うので使うデータ容量によって異なりますが、どれだけ使うか月によって異なるということであれば先に説明したFREETELの「使った分だけ安心プラン」がおすすめです。2枚目はdocomoのSIMカードが良いでしょう。
>>FREETEL
登山で安全のためにau回線もdocomo回線も使いたい人向け
僕は登山は今でこそしなくなりましたが、温泉が好きなので山間にはたまに行きます。だから登山者と同じ視点で今は契約しているのですがその組み合わせが
- 1枚目・UQモバイル たっぷりプラン(auVoLTE対応の格安SIM)
- 2枚目・ロケットモバイル 神プラン(docomo回線の格安SIM
となっており、これがベストな組み合わせです!UQモバイルのたっぷりプランだと月6GBまでのデータ通信が可能なのでこれだけあれば十分、更に5分間までなら何度でも話し放題なので、長電話をしない僕にはベストです。第一、5分あれば要件は伝えられますよね。
そしてロケットモバイルの神プランは音声通話SIMの中では最安値です。だからコスト的にも安く抑えられます。
DSDS対応スマホを使いこなそう!
今回紹介した3パターン以外にもDSDS対応スマホの使いみちはあるかもしれません。でもせっかくDSDSのスマホを使うのなら2枚のSIMカードをきちんと用途で考えて使いこなすのが良いと思います。
是非自分にあった使い方を見つけて最強パターンの組み合わせを考えてくださいね。
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