最近は物騒だから子どもに携帯電話を持たせたい。でも高いのは困るから安いのが良いな~と思っている方も多いでしょう。だから流行りの格安スマホにしようかな?と思っている方もいますよね。
でも、結局どこのが良いの??と悩んでいる親御さんも多いと思います。
小学生に持たせる格安スマホは何が良いのか解説します!
格安スマホは安くなるのか?
その前に格安スマホってどういうものか?とわかって無ければ購入出来ませんよね。
格安スマホについては下記の記事を読んでください。
>【おすすめ 格安SIM ランキング】!速度比較と格安SIM(MVNO)についても徹底解説
>格安スマホ本体をどこで買う?メリット・デメリットを含めて紹介!
2つともかなり長文なので時間はかかりますがしっかりと読んでもらえれば大体理解出来ると思います。
でも時間が無い方に格安スマホのポイントを説明します。
- 電話をほとんど自分からかけない人ならdocomoやauに比べて2分の1から5分の1の料金に出来る
- 電話をよくかける人はdocomoやauの方が安くなる(月3時間以上自分から電話をかけることがある人が目安)
- 通話エリアはdocomoやauの回線を借りているのでdocomoやauと同じ(選ぶ会社によってdocomoかauか異なる)
- docomoやauと異なり実際の店舗が無いのでサポートは平均して弱い
- データSIMと音声通話SIMがありデータSIMだと緊急通報(110番・119番)に電話をかけられない
主だったポイントは上記の通りです。
特に重要なのは通話が多い人は格安スマホは向いていないこと。
子どもってまだお金の有り難みをあまり理解していないので通話料がかかると言っても自分の楽しみを優先してしまうことがありますよね。だから格安スマホを与えた時に友達と話す時や家に電話をする時はLINEで話しなさい!と言っておくことが必要です。
LINEの友達同士の通話なら通話代はかかりませんから。子どもなら仕事で使う訳では無いので普段の通話はLINEで充分でしょう。
それなら月2000円~4000円くらいでスマホを持って維持することが出来ます。
気になるのはセキュリティと有害サイト
お子さんを持つお父さん・お母さんにしてみればスマホを渡して一番気になるのは有害サイトを見たりしないか?ということですよね。
だからお子さんが有害サイトを見れないようにするサービスがある格安スマホを選ぶのが良いでしょう。
具体的に有害サイトを見ないようにすることはフィルタリングと言う機能が必要になります。スマートフォン自体にはこの機能はありませんのでアプリやSIMカード側でコントロールする必要性が出てきます。
またウイルスによって個人情報が出てしまうのも怖いところ。だからセキュリティのしっかりしている格安スマホを選ぶことが必要です。
データ通信量はわざと規制しよう
子どもって自分が楽しいことなら永遠と行ってしまいますよね。ゲームとかもその1つですし、ネットにはまればネットをずっと見てしまうことも。
でもスマホのゲームはパケットが発生してデータを使いますしネットもみればデータを使います。
格安スマホはデータ量が無制限のものもありますが価格は高くなります。安く抑えたいのなら月2GB~3GBのデータ通信量のプランを選ぶのが良いです。でも子どもがゲームやネットをやり過ぎてデータ容量が足りなくなったら・・・と心配するよりはスマホのやり過ぎにならないようにちょうど良いと考えた方が良いかもしれません。
おすすめの格安スマホを紹介
では具体的におすすめの格安スマホを紹介します。格安スマホ本体をセットにした概算料金も記載してあります。
G-Phone(月額費用概算:4000円弱)
まさに子ども向けのプランがあるのがG-Phoneです。月々の基本料金は2280円(税別)なのでスマートフォン本体をセットにしなければ月々2462円が基本料金になります。スマホ本体はお子さんと家電量販店に言って選んでも良いでしょう。
このG-Phoneは他社と比べると一瞬高く感じるかもしれませんが他の格安スマホだとオプションで別に料金が発生するセキュリティやフィルタリングがセットになっていること。これだけで普通に加入すると600円くらいかかります。
もちろんLINEも使えますよ。
更にこのG-Phoneの凄いところは家電量販店等で購入したスマホが故障してしまった時にあります。故障したら修理に出しますよね。でも家電量販店やメーカーに修理に出している間はスマホは無いことになります。それって凄く不便ですよね。安全のためにスマホを持たせているのにスマホが無い期間があるなんて。
でもG-Phoneは他で購入したスマホを修理に出している間も無償でスマホを貸してくれます!スマホの中に入っているSIMカードを無償で貸し出してくれたスマホに入れて簡単な設定をすればまたすぐに通信や電話が出来るようになります。
無償で貸し出してくれる期間は申請した月の翌月末まで。だから安心です。
この無償で貸してくれること、フィルタリングやセキュリティがあることを考えるとかなり安い料金だと言えます。実際に他社と比べるとオプションを考えれば最安値級です。
BIGLOBE SIM(月額費用換算:4500円)
G-Phoneの月のデータ通信容量は2GBまでですが、BIGLOBE SIMなら同じ位の金額で3GBまで使えます。
月々の基本料金は1600円(税別)ですが、これにセキュリティとフィルタリングを足すと760円(税別)くらいかかりますので合計で2360円(税別)になります。
セットで購入したスマホが故障や破損した時の保証が大体月々380円かかります。またスマホ本体の支払いが月々1400円くらいとして合計で4500円くらいになります。
BIGLOBE SIMの良い点は「BIGLOBEでんわ」というサービスがあることです。電話はあまりさせない方が良いと書きましたがそれでも電話をする機会が必要なことも考えられます。格安スマホは通話代が別なのですが国内通話の場合30秒20円、1分40円(税別)かかります。結構高いですよね。
でも「BIGLOBEでんわ」を使えば30秒10円(不課税)になるので1分20円と半額以下になります。
格安スマホを出しているMVNOという通信会社の多くは国内通話を半額にするアプリを多くのところが出していますが、通話料が税別のところが多い中、BIGLOBEでんわは不課税なので税金が発生しない分お得になっています。
また通話料を半額にするアプリを使うと緊急通報(110番や119番)に電話が出来ません。しかしBIGLOBEでんわは緊急通報に電話をすることが出来ます!
緊急通報をするような機会にあった方ならわかってもらえると思いますが、パニックになっていて電話をするのも大変な状況です。そんな時にいつも通話で使っているアプリで緊急通報が出来ないとなると更にパニックになってしまうと思いませんか?
だから他社の通話半額アプリはいざという時に少々怖いのですが、BIGLOBEでんわなら安心です。
UQモバイル(月額費用換算:3000円)
UQモバイルの学割(2017年5月31日までに申込みが必要)を使えば月額基本料金が2年間1980円(スマホ代込み・税別)で使えます。スマホの保証とお子さんが有害サイトを見ないようにするアプリの利用費用等を含めると月に約2700円(税別)なので税込み月3000円くらいで使うことが出来ます。なお通話代は5分までなら何回かけても無料ですからお子さんから何かの連絡を受けることが多い場合でも5分以内で電話を切ることが出来るのなら通話代はかかりません。
データ通信容量は2GBとなっています。
スマホの端末料金で月々の基本料金が1980円なのでスマホの保証や有害サイトを見ないようにするアプリを使わなければ月々2200円程度と非常に安く済ますことが出来るので価格を優先するのであれば一番のおすすめです。
なおお子さんに人気のiPhoneでもスマホ代込みで月々1980円です。
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