格安SIMや格安スマホについてはこういうブログを書いているとそれなりには詳しい方だと思っていますが、格安SIMやスマホに詳しく無い方だとよく意味がわからない・・という言葉も沢山あるでしょう。
先日、とあるブログ記事を読んでいてそのコメントに寄せられたもので本当に詳しく無い人は「G」という記号でもう意味がわからないんだぞ!というものをみて、ハっとさせられました。
確かに格安SIMやスマホを説明するときによく使うアルファベットの1つが「G」です。
2つの意味を持つG
格安SIMやスマホを説明するときに用いられるGは2つの意味・使い方があります。
- 通信規格を意味するG
- データ容量を意味するG(厳密にはGB)
それぞれの意味を説明していきますが、どちらの意味でGが使われているのかは文脈から判断するしか方法はありません。
通信規格を意味するG
3G・4G対応なんて書かれている場合は通信規格を意味するG(Generation=世代)です。
以前のdocomoの携帯電話を「mova」と言ったのを覚えている方もいるでしょう。このmovaはdocomoの呼び方で一般的な通信規格で言うと2Gというものになります。しかし2Gは既に日本では廃止され次の通信規格である3Gが登場しています。docomoで3Gの通信規格をFOMAと言います。
そして次の通信規格が4Gです。docomoであればXi(クロッシィ)と言います。
おそらく何となくわかったような気になって来られたと思いますが、実際のところよくわかりませんよね。
よくわからなくても構いません。ただ覚えて欲しいことは2つ。
- Gは通信規格を表す
- 2G・3G・4Gと数字が大きくなればなるほど通信速度が速くなり快適にネットを行える
この2つだけを覚えておいてもらえれば問題ありません。なお今は5Gが開発されています。
データ容量を示すGはGB(ギガバイト)
月3GBとか月5GBなんて書いていることが多いのですが、この3GBとか5GBというのはデータ容量と言うものです。
例えば日本語の1文字は2B(2バイト)という容量です。つまり日本語で1000文字になると2000Bとなります。2000Bは2KB(キロバイト)となります。
- B=バイト
- KB=キロバイト(1KBは1000B)
- MB=メガバイト(1MBは1000KB)
- GBギガバイト(1GBは1000MB)
例えば下記の画像は6KB(6000バイト)というデータ量です。
つまりスマホで上の画像を表示させたら6KBというデータ容量を消費させたことになります。6KBくらなら全く問題無いのですが写真が沢山あるサイトだと1MBというデータ容量を消費している場合もあります。1MBのデータ容量のサイトを1000ページみたら、1GBですから月3GBのデータ容量の格安SIMを契約していたら3分の1を消費していることになります。
以上、格安SIMやスマホでGというアルファベットがよく使われていますが2つの意味があるということを理解してくださいね。
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