UQモバイルさんより、auVoLTEにも対応したSIMフリースマホ「alcatel IDOL4」をお借りしたので、実際に使ってみての感想や気づいた点、特徴やSIMカードの入れ方、VRの楽しみ方まで説明していきます。なおその後IIJmioさんのイベントでIDOL4が当たり、今は所有しております。
IDOL4の特徴
IDOL4の代表的な特徴を説明していきます。
Boom Keyは便利なショートカットキー
通常、多くのスマホはスマホの画面を顔に向けてもった時に右側に電源ボタンがあるものが多いのですが、IDOL4の電源ボタンは左側です。
上記の写真の通り、本体左側に縦に長いボタンがありこれが電源ボタンとなっています。では本体右側にあるボタンは何?と思いますよね。下の写真のボタンです。これはBoom Keyと名称のalcatel IDOL4ならではのボタンです。
初めてみた時はただの電源ボタンに思えるBoom Key。予備知識無しで説明書も読まない人なら、いくら長押ししても電源が入らずイライラしたのではないでしょうか?はい、僕がそうです。
これはショートカットキーとして使えます。
設定から「Boom Key」を選択するとBoom Keyの設定が開きます。
上部に画面がオフ、つまりスリープ状態の時の設定がありますが、これはデフォルトでオンになっています。下部に画面がオンの時の設定になっています。画面がオンの状態では
- ブーム効果を有効にする=画面上にアニメーションが動く
- カメラキー=カメラ起動と撮影
- インスタント スクリーンショットを取得=スクリーンショットが撮れる
- アプリケーションをトリガ=指定のアプリを起動出来る
- 何もしない=ボタンの無効化
この5つの中から選ぶことが出来ます。
これの便利なところは特にスクリーンショット。Androidのスマホの場合、電源ボタンとボリュームボタン(音量を下げる方)の同時押しでスクリーンショットになりますがこれが1つのボタンで出来るのは何気にありがたい仕様ですし、スクリーンショット撮影時に音がしないのも嬉しいことになっています。
リバーシブルで上下逆に出来る
前モデルのidole3の時にも少し話題になりましたが、電話に出る時に上下どちらで持っても大丈夫という機能がありました。IDOL4は更にパワーアップして画面そのものを逆さに設定出来るようになっています。
上記のように設定画面からリバーシブルをオンにするか
スマホの上部を2回下にスワイプすると現れるメニューの中のリバーシブルをタップしてオンにするとすぐに画面が逆さまになります。
これの何が良いかと言えば、例えばUSB端子は上が良い場合と下が良い場合があります。イヤホン端子も然り。リバーシブルなら好きな方を上に出来るのが便利なところです。
VRゴーグルが付属でVRが楽しめる
そしてIDOL4の最大の面白みというか特徴はVRグラス(VR用のゴーグル)がセットになっていることです。
実際に装着してVRを楽しみましたが、これ凄いっす。セットでついてくるVRゴーグルなんて・・・と舐めていてすいませんでしたm(_ _)m
特にD◯MのR1◯動画なんて・・・・おっと、奥さんが起きてきた。
YouTubeでもVR用の動画は出ているのですが、その中でジェットコースターの動画を見たのですが、臨場感半端ない!奥さんにも見てもらいましたが、奥さんは酔いました。
これ相当遊べますよ。
まずはYouTube等の無料動画で楽しんで、これは凄い!と思ったらVR用の有料動画を楽しむのが良いですよ。YouTubeの場合、「VR ジェットコースター」等で検索すればいろいろ出てきます。
IDOL4のスペック
alcatel IDOL4のスペックです。
スペック | alcatel IDOL4 |
---|---|
本体カラー | ゴールド/メタリックシルバー |
OS | Android6.0 |
メモリ | 3GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
サイズ | 約147 x 72.5 x 7.1 mm |
質量 | 約135g |
ディスプレイ | 5.2インチ(1920×1080) |
CPU | Snapdragon617 MSM8952 1.7GHz オクタコア |
カメラ | 背面1300万画素/前面800万画素 |
SIMカードスロット | nanoSIMカード×2 |
通信方式 | 4G: 800MHz(B18)/800MHz(B19)/800MHz(B20)/ 1800MHz(B3)/2100MHz(B1)/2600MHz(B7) 3G: 800MHz(B6)/800MHz(B19)/850MHz(B5)/ 900MHz(B8)/1900MHz(B2)/2100MHz(B1) |
バッテリー | 2610mAh |
Snapdragon617を搭載しているので通信の安定性は悪くはありません。メモリ3GBあるので問題は無いでしょう。CPUは物凄く性能が良いという訳でも無いのですが、特に動きの激しい3Dのゲームで無ければ問題はありません。唯一問題はVR動画でフルハイビジョン以上でビットレートが高いものだと少しガクガクする時があるところです。VRゴーグルをつけて来るのであればもう少しスペックの高いCPUの方が良かったんじゃないのかな?と思う部分はありましたが、一般的な動画サイトのVR動画くらいなら問題はありません。
IDOL4・au VoLTEに対応!DSDSには非対応
最初にUQモバイルさんから借りたと書いてあるので、分かると思いますが、UQモバイルと言えばau系の格安SIMです。だから当然auVoLTE対応の格安SIMにも対応しています。当然、docomo系の格安SIMにも対応しています。
技適の認証でも「ADF16・・・・」となっており、auVoLTEでの通信・通話が可能なものになっていることがわかります。
なお、SIMスロットが2つあるのでDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しているかと思うかもしれませんが残念なことにDSDSには対応していません。これはこの価格やスペックだと致し方ないかなと。
IDOL4・開封の儀と外観
スマホのレビューと言ったらお馴染みの開封の儀です。外観についても説明していきます。
VRゴーグルが入っているため、スマホにしてはかなり大きめの箱になっています。
取り出すと眼鏡洗浄機のようなプラスティックの筐体が出てきます。この中にスマホも付属品もすべて入っていますが、無理やり開けるのは危険なのできちんと説明書を見ながら開けてください。本体にも開け方が書いてあります。
上蓋を外すとIDOL4が出てきます。
その下にはいろいろな付属品が・・・どこに何が入っているのか探すのも楽しいですよ(いや、楽しくない)。
本体の前面。上下にスピーカーとマイクがあります。
本体背面、保護シートが張られています。
剥がすと反射が美しい筐体が現れます。
カメラのレンズ部分は出っ張って無いのでポケット等にもスムーズに入れられます。
本体下部、USB端子はmicroUSBになっています。
本体下部、イヤホン端子があります。
本体右側。先述しているBoom Keyとボリュームボタンがあります。その横にSIMカードスロットがあります。
本体左側。電源ボタンはこちらです。
非常に美しい筐体という印象です。
IDOL4へのSIMカードの入れ方及びAPN設定
IDOL4のSIMカードの入れ方です。
本体サイドにSIMカードスロットがあるので、画面を上にした状態で付属のSIMピンを小さい穴に入れて押します。
なお写真のSIMピンは付属のものではありません。ついつい自宅にある一番数が多いSIMを使ってしまいました。で話を戻して、SIMピンで押すとSIMカードスロットが出て来るので後は指で引き出します。
引き出した状態が上記の写真です。
SIMカードを置く場所は2つありますが共にnanoSIMカード用です。上の写真はSIMスロット2にnanoSIMカードを置いた状態です。なおSIMスロット2はmicroSDカードも入れることが可能ですが、その場合はSIMカードを置くことが出来ません(SIMカードとmicroSDカードとの排他利用)
上記はSIMスロット1にnanoSIMカードを置いたものです。SIMカードを1枚だけ入れるのであれば小さいスロットにおいてください。
後はまたSIMカードスロットを入れれば大丈夫です。
IDOL4 ベンチマーク(Antutu BenchMark)の結果
性能(スペック)を計測するアプリAntutu Benchmarkの結果です。
他のサイトを見ると45000前後ですが、どうも起動仕立てでおこなったためにバックグラウンドで稼働していたアプリが結構あって42000前後という結果になりました。
もう1度安定してから計測した結果が下記になります。
46000前後の結果になりました。
参考までに他のスマホの結果が下記になります。
ZenFone3シリーズで見るとZenFone3Laserが概ね45000前後ですからスペック的にはZenFone3 Laserと似たものとなっています。
IDOL4・価格は?amazon?格安SIMとのセット?最安値は?発売日は?
IDOL4の発売日は2016年11月22日、良い夫婦の日に発売されました。発売当初の価格は34800円(税別)となっていました。
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