スマホを濡らしてしまった!
子供用やキッチンで使うから出来れば防水が良い思っている方も多いですよね。でも格安スマホで話題になるHUAWEIとかASUSのスマホは皆、防水機能は無し。防水機能があって手頃な価格の格安スマホは無いのかな?という方にお薦めなのがシャープのAQUOS L2です。
今回、UQモバイルさんからAQUOS L2をお借りしたのでAQUOS L2とはどういうスマホなのか、SIMカードは自分で入れられるのか?設定は簡単なのかを含めて説明していきます。
シャープ AQUOS L2とは?濡れても安心の防水スマホ
シャープのAQUOS L2とはUQモバイルから出ている防水・防塵の格安スマホです。FeliCa搭載でおサイフケータイにも対応しています。シャープ製ならではの綺麗なIGZOパネルを使った液晶ディスプレイも特徴の1つです。
何よりも、格安スマホでは少ない防水機能が備わったスマホということで小さいお子さんがいて、濡らす可能性があったりキッチンでも使いたいから濡らしても安心のスマホを求めている方向きの格安スマホと言えます。
もちろん他の性能も悪くない、初めて格安スマホを購入する方向けのスマホです。
実際に濡らしてから数日使いましたが、全く問題なく使うことが出来ました。
シャープ AQUOS L2の外観の特徴
AQUOS L2の外観を見ながら特徴を説明していきます。
スマホよりも一回り大きな箱に入っています。
通常、スマホの箱というとACアダプターやUSBケーブルがついているためスマホの3倍以上大きい箱に入っていますが、残念ながらAQUOS L2にはACアダプターやUSBケーブルが同梱されておらず別売となっているため箱は小さくなっています。
ACアダプターやUSBケーブルが無いと使えないのでは?と思う方も安心してください。別売ですが、1836円で同時購入出来ます。または下の写真と同じ形状のスマホ用のUSBケーブル及びACアダプターをお持ちの方であれば代用して使うことも出来ます。
このモデルにACアダプターやUSBケーブルがついてないのは、既にスマホ(iPhone及びUSB Type-Cタイプ除く)を持っている方が多いので余分なコストを加える必要性も無いということで付けて無いようです。
表は白でシンプルな感じを受けます。
背面もシンプル。ただ良く見てもらうと中央よりやや上にFeliCaのマークがあります。
残念ながら対応の電子マネーは公式では書かれていませんが、前モデルであるAQUOS LではモバイルSuica、nanacoモバイル、楽天Edy、モバイルWAONに対応していたのでこの辺りの電子マネーなら使えると思います。これだけ使えればあまり問題無いですよね。
スマホ上部にはイヤホン端子
スマホ下部にはUSB端子となっています。
液晶を顔に向けた時の右側には電源ボタンとボリュームボタン、そしてストラップ用の穴があります。
海外メーカーのスマホだとストラップ用の穴が空いているものはほとんどありませんがシャープならついています。
左側にはSIMカードやmicroSDカードを入れるスロットだけとなっています。
カメラ部分の出っ張りはほとんどなく、気にすることも無いレベルです。
ホームボタン等はソフトウェアボタンとなっています。iPhoneのように直接押せるボタン(物理ボタン)がなく、液晶画面上にボタンがあるタイプです。ソフトウェアボタンと物理ボタン、どちらが良いとは一概に言えませんが、ソフトウェアボタンであれば暗いところでボタンの位置が分からなくなることが無いのでソフトウェアボタンを選ぶという方もいます。
全体的な外観はシンプルの一言。液晶画面も5インチと大きすぎず使いやすい大きさです。
シャープ AQUOS L2のスペック(性能)とベンチマーク結果
スペックは下記の通りです。前モデルのAQUOS Lと比較してみました。
スペック | AQUOS L2 | AQUOS L |
---|---|---|
OS | Android7.0 | Android6.0 |
メモリ | 2GB | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB | 16GB |
サイズ | 約143×71×8.3mm | 約143×71×8.3mm |
質量 | 約138g | 約137g |
ディスプレイ | 5インチ(1280×720) | 5インチ(1280×720) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 430(MSM8937) |
Qualcomm Snapdragon 430(MSM8937) |
カメラ |
背面1310万画素 |
背面1310万画素 /前面500万画素 |
SIMカードスロット | nanoSIM×1 | nanoSIM×1 |
通信方式 | 不明: auVoLTE対応/ WiMAX 2+ |
不明: auVoLTE対応/ WiMAX 2+ |
バッテリー | 2700mAh | 2700mAh |
前モデルとほとんど違いは無いのでマイナーチェンジといったところになります。
ただスペック表を見ても何がどうかよく分からない方もいると思いますから簡単に説明をしていきます。
OSの変化
AQUOS LはAndroid6.0というOS、AQUOS L2はAndroid7.0というOSですが何が一番違うのかと言えばマルチウィンドというものに対応しました。
今までスマホの液晶画面上で表示出来るアプリは1つだけでしたが、Android7.0になると液晶画面上で表示出来る画面が2つ(以上)となりました。
上記の画像はAQUOS L2の画面をスクリーンショットしたものです。上がアルバムのアプリ、下がGoogle Mapのアプリです。このように1つの画面に常に表示させることが出来ます。例えばGoogle Mapで検索したお店の詳細を上でGoogleの通常の検索サイトでもう1度調べるなんて時に便利です。ただ画面が5インチしか無いので2つのアプリを常に使うと少し見辛いかもしれません。
内蔵ストレージ
内蔵ストレージは写真を保存したり、データを保存したりアプリを保存したりする場所です。パソコンで言えばHDDを意味します。16GBという容量は少し少なめなので写真を多く撮影する、アプリを多くインストールするということであればmicroSDカードも入れることをお勧めします。
SIMカードスロット
SIMカードスロットはSIMカードを入れるところです。nanoSIMと書かれていますがUQモバイルで契約する場合はSIMカードのサイズは気にしなくても大丈夫です。マルチSIMというものを選ぶことになりますが、マルチSIMであればどのサイズのSIMカードのサイズにも対応します。
ベンチマークの結果 AntutuBenchmark
ベンチマークとは、性能を数値化したものだと考えてください。ベンチマークはアプリで計測しますが使用したアプリが、AntutuBenchmarkというものです。
結果は42000前後となっています。
この数値がどれぐらいのものかと言うと、30000未満だと普段使いでも少し動作が厳しい状態で4万を超えていればメールやLINE、Twitter等のSNS、動画を見る、パズドラ等のゲーム、という使い方であれば問題無いレベルです。
UQモバイルでAQUOS L2に並ぶ人気機種にHUAWEI P10liteというスマホがありますが、HUAWEI P10liteが大体58000前後です。
HUAWEI P10liteとAQUOS L2はあまり価格差はありませんがHUAWEI P10liteは防水機能はなくおサイフケータイもありません。単純な性能を取るか防水機能とおサイフケータイを取るか、こればかりは好みと使い方の問題になります。
AQUOS L2のカメラ性能
AQUOS L2のカメラ性能は可もなく不可もなくと言ったところです。
実際に撮影したものを見てください。室内で太陽光が差し込まない状態で撮影しています。
見てもらった通り普通ですよね。
ただ若干暗いところで撮影するとノイズが入るように思います。
写真にこだわる方には向いていませんが、それなりに撮影出来ればという方には問題無いと言えます。
AQUOS L2へのSIMカードの入れ方
実際に申込んでSIMカードを入れるのって難しいのでは?と思う方もいるかもしれませんね。AQUOS L2へSIMカードを入れるのは非常に簡単です。写真付きで説明していきます。
本体側面のSIMカードスロットがこちらです。液晶面を下にしておきます。少し隙間があるのが分かりますよね。ここに爪をひっかけて前に引き抜きます。
こんな感じですね。
引き抜いた蓋を回転させて上記のようにSIMカードスロットが露出するようにします。
右側がSIMカードスロットでSIMカードを入れるところになります。これを引き抜きます。
引き抜いたスロットにSIMカードの凹みをあわせてSIMカードの端子が上を向くようにしておきます。
後は再びSIMカードスロットを入れて蓋を閉じればOKです。この時にしっかりと蓋を押し込んでください。しっかりと閉じないと防水になりませんので。
AQUOS L2を1週間使った感想・まとめ
実際にAQUOS L2を1週間ほど使った感想は、防水というのは非常に安心して使えるということでした。洗い物をしている時に安心して手に持てるというのは結構ありがたいことでした。
僕の使い方はSNSがメインで、たまにメール(Gmail)を見たり、Google Mapを見たり、検索したりというのが概ね9割なのですが、これらの範囲で使っている分には全くストレスなく使えました。
防水性能がありおサイフケータイも使いたい!という方にお薦め出来るスマホです。
コメント