UQモバイルさんよりUQモバイル限定モデルである「arrows M04 PREMIUM」のレッドをお借りしたので使用感を含めレビューをしていきます。
お借りしたスマホですが手加減することなく「洗える」スマホということで遠慮なく洗って使ってみました。
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arrows M04 PREMIUMについて
富士通のSIMフリースマホ「arrows Mシリーズ」の最新モデル(2017年12月現在)がarrows M04です。海外のSIMフリースマホにはあまり搭載されていない機能であるワンセグやSuica等のおサイフケータイに対応しています。動きが速い等のスペック重視派にはあまり向いていませんが、ドコモやau等の大手キャリアで出来ていたワンセグやおサイフケータイ等の機能を格安スマホでも使いたいという機能重視の方におすすめのモデルとなっています。
arrows M04 PREMIUMは一般的に販売されているarrows M04と基本的な機能は同じですが、arrows M04のメモリ(RAM)が2GBに対して3GBへ、ストレージ容量(ROM)が16GBから32GBにへとパワーアップされたモデルです。
そのため普通のarrows M04よりもサクサクと動くし保存領域も多いのでアプリや写真も多く保存しておくことが出来るモデルとなっています。
またUQモバイル限定でカラーバリエーションにレッドが加わっています。今回お借りしたのもレッドです。
そしてarrows M04シリーズの特色として洗えるスマホということもセールスポイントになっており、今回実際に洗ってみました。
arrows M04 PREMIUMのスペック
arrows M04のスペックです。
外形寸法 | 約144mm×71mm×8.0mm |
質量 | 約148g |
OS | Android 7.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz |
メモリ(RAM) | 3GB |
内部ストレージ(ROM) | 32GB |
microSDカード対応 | microSD/microSDHC/ microSDXC(最大256GB) |
バッテリー容量 | 2580mAh |
連続待受時間 LTE | 約500時間 |
連続待受時間 3G | 約580時間 |
連続通話時間 LTE | 約520分 |
連続通話時間 3G | 約630分 |
バッテリー充電時間 | 約160分 (共通ACアダプタ05使用時) |
ディスプレイ | 約5.0インチHD IPS液晶 (720×1280) |
カメラ(背面) | 約1310万画素 CMOS |
カメラ(前面) | 約500万画素 CMOS |
通信バンド LTE | Band1/3/8/19/26 |
通信バンド 3G | Band1/5/6/8/19 |
arrows M04だと前モデルのarrows M03と大きく異なる点は特に無いのですが、arrows M04 PREMIUMだと先述した通り、メモリがパワーアップしているのが特徴です。
でも前モデルよりも残念になった部分もあります。それがバッテリーの持ち時間です。
arrows M03でのLTE時の連続通話時間は約770分でしたが、M04 PREMIUMでは約520分となっており4時間ほど連続通話時間が短くなっています。待ち受け時間も約640時間から約500時間となり100時間以上も短くなっています。
ただし、格安スマホがそもそも長時間通話に向かない(通話代が高い)ということもありますし、待ち受け時間も普通は1日持てば良いだけで特別気にするところでも無いと言えます。
時間が減った分、よりサクサク動くようになったとも言えるので。
arrows M04 PREMIUMの外観とレッドの色合い
arrows Mシリーズと言えば無粋なダンボールパッケージが特徴でしたが、arrows M04 PREMIUMでも無粋な段ボール箱に入っています。でもそもそも箱なんて取り出した時くらいしか使わないのでどうでも良いんですけどね。
同梱物は説明書と充電用のケーブルが入っています。
スマホ背面、綺麗な赤色をしています。中央の富士通のマーク、上部にFeliCaポートのマークがついています。
赤色(レッド)と言えばiPhone7で少し話題になったのでiPhone7 Plusのレッドと比較してみました。
左がarrows M04 PREMIUM、右がiPhone7 Plusです。iPhoneの方が若干濃い赤色になっていました。iPhoneは落ち着いた赤、arrows M04 PREMIUMは明るい赤といった感じになっています。なお他にもホワイトとブラックがあるので好みで購入してもらえれば。
正面から見たところ、
電源を入れた状態が上記となります。ブロックノイズが発生しているかのように見えますが、これはシャッター速度の関係で実際にはこんなノイズは見えないので安心してください。
本体上部。カメラ部分は写真の通り出っ張りが無いのでカメラレンズがどこかに引っかかるということもありません。左側はヘッドホン端子、右側はワンセグ用のアンテナになっており、引っ張るとアンテナが出てきます。
本体下部、左側に海外スマホでは滅多にお目にかかれないストラップ用の穴があります。中央に充電等に使うUSB端子があります。USB端子はmicroUSBとなっています。
本体サイド、電源ボタンとボリュームボタンがついています。
反対側の本体サイド、SIMカードやmicroSDカードを入れるスロットがあります。
外観的には特に特徴だったところはありませんが、USB端子やイヤホン端子がむき出しても防水性能をクリアしているのはさすが富士通さんといったところだと思います。
arrows M04 PREMIUMのベンチマーク結果(Antutu Benchmark)
スマホの性能を推し量るベンチマークの計測結果です。Antutu Benchmarkという一番使われているアプリを使って計測しました。
実際に目視しながら計測が終わるのを待っていましたが、arrows M03よりは動画描写は確実に進歩していました。で実際の結果が下記のものとなります。
2回計測して共に27000ほど。前モデルであるarrows M03が26000ほどでしたから約1000ほど良い数値を出すようになっています。特に3D性能が倍近く伸びています。
最新のハイスペックスマホが大体10万を越えて来るのでハイスペックスマホに比べれば当然性能は落ちますがハイスペックスマホは10万円近くすることを考えれば36000円程度で購入出来ることやワンセグ、おサイフケータイ機能、防水性能を考慮すれば別段高いモデルではなく、むしろコスパの良いモデルだと言えます。
またAntutu Benchmarkで25000を越えていれば、メールやLINE、Twitter等のSNS、検索等がメインであれば十分な性能です。
arrows M04 PREMIUMのカメラ性能
最近はカメラ性能にチカラを入れるメーカーも増えてきているスマホ業界ですが、arrows M04のカメラ性能は正直に言えば普通です。iPhoneやXperia等のスマホに比べれば劣りますが、少し撮影したいということであればこのカメラ性能でも十分でしょう。
設定をデフォルト(標準のままの意)のまま撮影したのが上記のものです。原寸大の画像をご覧になられたい方は下記をクリックしてご覧ください(約1.23MB)
コントラストの激しい白の壁紙に黒い置物も魚(鮭)のウロコ部分も綺麗に表現されているのが分かりますよね。
>>クマと鮭の置物 原寸大撮影画像がこちらをクリック(約1.06MB)
arrows M04 PREMIUMの標準アプリ
標準でインストールされているアプリです。
Antutu Benchmarkのみ後からインストールしたものです。思ったよりはプレインストールされているアプリが少い状態で、個人的には評価出来る項目です。
注目したいのは中央の画面、右側の列の下から2番目にある「CosmoSia」、これはメール用アプリです。UQモバイルはほぼキャリアメールと同じ扱いで使えるメールアドレスが付与されるので、そのキャリアメールを使う時にこのアプリを使います。
UQモバイルのメールはドコモやau、ソフトバンクでもキャリアメールとして認識されるので、キャリアメールを使いたいがためだけにドコモやau、ソフトバンクから切り替えられない人でもおすすめ出来る格安スマホです。
個人的に嬉しいのはじぶん銀行(というネットバンク)はキャリアメールが必須なんですけど、UQモバイルのキャリアメールでも登録出来るところですね。
arrows M04 PREMIUMの防水性能
洗うことが出来るということがセールスポイントでもあるarrows M04
実際に洗ってみて防水性能を確認してみました。借りたスマホでも手加減なく試しています(もう貸してもらえなくなったらどうしよう・・・)
全体にハンドソープをつけてじっくりと
1回だけなら意味は無い!と思い2回、ハンドソープをつけてガッチリ洗ってみました。
結果は、全く問題なし!長時間水の中につけた場合はどうなるか分かりませんが2~3分ハンドソープをつけながら洗ったくらいでは全く問題なしです。
汗かきでスマホをポケットの中で水没させてしまう人、キッチンで使って濡らしてしまう人、釣りやスノースポーツをするからスマホを濡らしてしまう人にはおすすめ出来るスマホとなっています。
arrows M04 PREMIUMへのSIMカードの入れ方
arrows M04へのSIMカードの入れ方です。なおUQモバイルでセット購入する時はSIMカードの大きさは気にせず申込んで大丈夫です。またSIMカードのみをUQモバイルで申し込む場合、VoLTE対応スマホ(arrows M04 PREMIUMもVoLTE対応です)であればマルチSIMで注文すれば問題ありません。
本体の裏側を上にして置きます。
本体サイドにあるSIMカードスロットの上部に爪をかける部分があるので爪をかけて引き出します。引き出したカバーはSIMカードを入れる時に邪魔になるのでひねって本体の下に入れておくと便利です。
左側(カメラから遠い方)がSIMカードスロットになっているので白い部分を爪をひっかけて抜き出します。
抜き出すとSIMカードを載せるカバーが出てきますので、これにSIMカードの凹み部分を当てはめてSIMカードを置きます。
SIMカードの基盤側が上になります。後はこれを戻して、きちんとカバーをはめればOKです。
慣れてない方でも5分、よほど不器用な方でも10分もあれば入れ終わります。参考までに僕が試したところ1分もあれば余裕で入れることが出来ました。入れ慣れていますからね。
ただ入れる時に中々入れ辛い時もあるのでその時は根気よく、スムーズに入るまでやり直してください。無理やり入れると壊れる原因にもなります。
arrows M04 PREMIUMは誰向けか?使った感想も含めて解説
実際に3日間ほど使ってみましたが、特に問題なく使えるスマホでした。
ただスペック的には高性能なスマホではなく、どちらかと言えば初心者向き(特に初めて使う人向き)のスマホであり、今まで2~3台、iPhoneを含めて使ってきた方には物足りなさを感じるところもあると思います。
しかし、これから初めてスマホを使ってみようかな?と思う方や、スマホの使い方がLINEやTwitter、メールや検索のみとライトな使い方のみという方にはおすすめ出来るスマホです。
おじいちゃんやおばあちゃんに初めてのスマホでプレゼントするのにも向いていると思います。また小中学生に初めて持たせるスマホにも向いているでしょう。
実際に僕も普段はほとんどメールとLINE、Twitterくらいしかスマホを使っていないので、普段使いならほぼ問題なく使えるな~と感じました。
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