先日、ある会合でマウスコンピューターの方とお話をする機会があり格安SIMとか格安スマホのブログを作っているんですよ~と言ったら、よければMADOSMAを貸出しますよ!と言われ、是非!ということでMADOSMAをお借りすることが出来たのでレビューを書きます!
MADOSMAは、当初Windows8 mobile搭載のスマートフォンとして販売されましたが、Windows10がリリースされたことで今はWindows10 mobileに変わって販売されているSIMフリースマートフォンです。SIMフリーと言ってもau回線には対応していませんのでご注意ください。
MADOSMAの基本スペック
最初にMADOSMAの基本スペックから。
MADOSMAは2モデル2カラーの合計4機種があります。今回お借りしたのは「MADOSMA Q501A-WH」という型番になります。なお、カタログにはブラック(BK)がありますがBKは法人用なので一般向けには販売されてないため実質2機種ということになります。
スペックは下記の通り
型番 | MADOSMA Q501A-WH/BK | MADOSMA Q501AO-WH/BK |
---|---|---|
カラー | パールホワイト / ブラック | パールホワイト / ブラック |
OS | Windows 10 Mobile | Windows 10 Mobile |
Officeソフト | Office Mobile | Office365サービス |
プロセッサー | MSM8916(クアッドコア / 1.2GHz) | MSM8916(クアッドコア / 1.2GHz) |
メインメモリ | 1GB | 1GB |
記憶装置 | 8GB | 8GB |
カードスロット | micro SD メモリーカード (16GB 同梱)/ 最大64GB | micro SD メモリーカード (16GB 同梱)/ 最大64GB |
バッテリー容量 | 2300mAh | 2300mAh |
連続待受け時間 | 460 時間 | 460 時間 |
連続通話時間 | 9 時間 | 9 時間 |
充電時間 | 3 時間 | 3 時間 |
ディスプレイ | 約 5.0 インチ(1280×720ドット) | 約 5.0 インチ(1280×720ドット) |
本体寸法 (高さ×幅×厚さ) | 142.8×70.4×8.4mm | 142.8×70.4×8.4mm |
本体重量 (付属品を含まず) | 125g | 125g |
3G / W-CDMA | Band 1 (2100MHz)・ Band 8 (900MHz)・ Band 19 (800MHz、Band 6 を含む) | Band 1 (2100MHz)・ Band 8 (900MHz)・ Band 19 (800MHz、Band 6 を含む) |
4G / LTE | Band 1 (2100MHz)・Band 3 (1800MHz)・Band 19 (800MHz)/ CAT4 | Band 1 (2100MHz)・Band 3 (1800MHz)・Band 19 (800MHz)/ CAT4 |
SIM スロット | Micro SIM | Micro SIM |
Bluetooth | Bluetooth V4.0 (EDR / A2DP 対応) | Bluetooth V4.0 (EDR / A2DP 対応) |
無線 LAN | IEEE 802.11 b/g/n 対応 | IEEE 802.11 b/g/n 対応 |
カメラ(背面/前面) | 背面・800万 (オートフォーカス / LED フラッシュ付き)/前面・200万画素 | 背面・800万 (オートフォーカス / LED フラッシュ付き)/前面・200万画素 |
直販参考価格(税込/送料込) | 26800円 | 29800円 |
2モデルの違いはOfficeが「Office mobile」か「Office365」かの違いだけです。
外観
MADOSMAの写真です。
シンプルながらも解りやすい箱に入っています。
開封するとスマホ本体が鎮座しておりました。
内容物は上記の通り。microSDカードが付属しています。また電源用のACアダプターは付属していないため必要であれば別途購入することになります。USBケーブルがついているので充電であればパソコンのUSB端子に繋げれば良いんですけどね。
実際に手に持ってみるとかなり軽い印象。
背面にはMADOSMAと書かれ、下には「Wndows」のロゴが。
背面カバーが取れるようになっているので背面カバーを取ると上記の写真の通り
SIMカードスロット(microSIM)とmicroSDカードのスロットがあります。
電源を入れるとMADOSMAの文字
その後にWindowsのマーク
上記の写真の上側がスマホ上部。イヤホンジャックとUSB端子、その上にカメラレンズとLEDライトがあります。下側がスマホ下部。マイク用の小さい穴が空いています。
スマホの左右。レンズがついている方が上部になります。ボリュームボタンと電源ボタンがそれぞれ別サイドについています。
SIMカード及びmicroSDカードの入れ方
SIMカード及びmicroSDカードを入れる場合、背面カバーを外すことになります。
本体の下部に爪をひっかけるような凹みがあるのでここに爪をひっかけて剥がします。割りと簡単に剥がれるので楽です(ZenFone2に比べれば・・・)。
SIMカードの入れ方
SIMカードを入れるところには金具でロックがかかっているのでこのロックを解除して入れる必要性があります。
上記の左側はSIMカードを設置するところです。金具を右側にスライドさせます。
若干金具が右側にスライドしたのがわかりますかね?
そして金具を持ち上げればOK。でも静止画だとわかりにくいですね(^_^;) ということで動画を用意しました!5秒程度の動画です。
そしてカバーを開けたらSIMカードを起きます。
方向を間違えずに凹みがある方が左側になります。
カバーを倒して今度は左側にスライドさせてロックをかければOKです。
SDカードの入れ方
こちらも動画を用意しました。9秒程度の動画です。
後は接点の位置を間違えずに置いて再びロックをすればOKです。
使用した感想
実際に使用した感想ですが、サクサク動いて快適です!
でもサクサク動くってどの程度?となりますが今かなり売れているWindows10 mobile搭載スマホと言えばFREETELの「KATANA01」です。
参考

KATANA01はたまに固まるというか反応するまで数秒待つ時がありますが、MADOSMAはそういうことがほぼありませんでした。そういう意味でサクサク動くな~という感想です。
実際にベンチマークアプリで両方を計測してみました。
左がMADOSMA、右がKATANA01 です。
- MADOSMA:11005
- KATANA01:9970
MADOSMAの方がやはり上になります。価格差を考えれば当然と思うかもしれませんが、なんかWindows版のAnTuTu BenchMarkってなんかおかしいような気もするのですが・・・。
Windows モバイルのスマホには5インチ必要に思う
Windows10 mobileのスマホはこれで2つ使いましたが、Windowsの特製を柔軟に使うためには5インチは欲しいところだと思いました。KATANA01は4.5インチのスマホですがやはり小さくて少々使いにくいと感じました。
0.5インチの差ですがこれが結構でかい。スムーズに使うためには5インチです。Androidだとそんなに差は感じませんでしたがWindows mobileはまだUIが洗練されてないと思います。Androidのようにもっと洗練されれば画面の大きさはそれほど大きくは無いと思うのですが、現状では大きい方をおすすめします。
電源ボタンがおしにくい
MADOSMAは使ってみて実際に良いスマホだと思いました。26800円で税込み・送料込みなのでこれなら購入したいと思えるものです。ただし唯一使い勝手が悪いと思ったのが電源ボタンの押しにくさ。
サイドが凹んだ形状でカーブしており、その中に電源ボタンがあるため、指の太い人だと非常に押しにくい状態になっています。これだけが非常に残念!指が細い方だと気にならないかもしれません。また逆に押しにくいということは誤って押されてしまう状態を防ぐとも言えるのでスマホの電源を落としておいたのにいつのまにか入っていることがある・・・という方には良いかもしれません。
買いか、買いではないか?
Windows10 mobileのスマホを購入しようかと検討している方であれば、KATANA01かMADOSMAかKATANA02が出るのを待つか・・・ということになると思います。ヤマダ電機もありますが、あれはちょっと・・ね(^_^;)
- KATANA01:13824円(4.5インチ)
- KATANA02:21384円(5インチ)
- MADOSMA:26800円(5インチ)
スペック的に一番良いのは恐らくKATANA02になるのですが、まだ触ってないので対象には入れられず。KATANA01とMADOSMAで選ぶのなら倍近い価格はしますが、MADOSMAを僕なら選びますね。ただしお金に余裕が無いからKATANA01になってしまいますけど(^_^;)
興味のある方はマウスコンピューターのサイトで確認してみてください。
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