先日FREETELのイベントに参加したことで、FREETELさんから新モデルである「SAMURAI REI(麗)」をお借りしたので使用感やSIMカードの入れ方、APN設定についてや気になった点をレビューしていきます。
FREETEL REI(麗)のスペック
REIのスペックから確認です。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android6.0 |
サイズ | 高さ:145.8mm・幅:71.5mm・厚さ:7.2mm |
重量 | 約136g |
ディスプレイ(サイズ/解像度) | 5.2inch / 1920×1080 (Full HD IPS) |
CPU | MT6753 Octa Core 1.3GHz 64bit |
メモリ | 内部RAM:2GB / 内部EOM:32GB |
外部メディア規格 | Micro SD/ SDHC/ SDXC 最大容量128GB(SD/SDHC/SDXC) |
カメラ | 背面:1300万画素 / 前面800万画素 |
バッテリー | 容量:2800mAh / 取り外し不可 |
連続通話時間 | 約750分 |
連続待受時間 | 約288時間(4G) / 約285時間(3G) |
SIMカード SIMスロット |
スロット数:2(国内で使用できるのは1スロットのみ) micro・nano nanoSIMはmicroSDカートどの排他利用 |
ネットワーク(周波数帯)2G | (GSM):850/900/1800/1900MHz |
ネットワーク(周波数帯)3G | (WCDMA):2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19)/ 900MHz(Band8) |
ネットワーク(周波数帯)4G | (FDD LTE): 2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)/ 2600MHz(Band7)900MHz(Band8)/800MHz(Band19/20) |
通信速度※端末の規格速度 | LTE:DL:150Mbps / UP:50Mbps 3G:DL:42Mbps / UP:11Mbps |
NFC | × |
テザリング | Wi-Fi・Bluetooth・USB |
センサー |
GPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー / 近接センサー / 光センサー / |
GooglePlay対応 | ◯ |
同梱物 | 製品本体 / ACアダプター / USBケーブル / SIMピン / 保証書 / スタートアップガイド |
OSはAndroid6.0となっていますが、CPUが対応していないのかTypeCにはまだなっていません。通常のmicroUSBになっています。
同梱されていたUSBケーブルです。Android6.0になっていてmicroUSBはちょっと気になったところです。
CPUはMT6753ということでメディアテックということでコストを下げるためにはやむを得ない選択かと思いますが、ちょっと不安が残るところはあります。もちろん普通に使う分には何も問題ないと思いますが、4G回線と3G回線が切り替わることが多い地域にお住まいの方にはちょっと向いてないかもしれません。これはもう少し確認してみないと何とも言えませんが。
メモリは2GBで内部ストレージは32GBということでこの辺りは問題無い作りになっていると言えます。
FREETEL REI(麗)開封の儀と外観
では早速開封していきます。
正方形に近い箱になっていました。ちょっと驚き。
蓋をあけると本体が鎮座しています。本体を取り出し、本体が乗っていたカバーを取り出すと下にUSBケーブルやACアダプターが箱に入っていました。
先に書いた通り、USBはmicroUSBとなっています。
次に外観を見ていきます。
今回お借りしたのはシルバーですが前面はホワイトになっています。
手に持った感想は5.2インチは結構馴染む大きさだということ。女性や手の小さい方だと少し大きいかもしれませんが、それを補うのが今回からのFREETELのUIです。これは後述します。
左サイド(手に持った時に左側)はSIMスロット
右サイドにはボリュームボタンと電源ボタン
上部にはヘッドホンジャックがあります。この角度で見るとカメラのレンズがどれだけ出ているかわかりますが、若干は出ているもののそれほど気になるほどのものではありませんでした。
本体下部です。USBは先に書いている通りmicroUSBとなっています。
本体背面の下部にはFREETELのと書かれています。その下にはアンテナライン
レンズ部分の下にもアンテナライン
このアンテナラインは・・・・・
そう!iPhoneと同じような感じです。メタルフレームだとほとんどのスマホにアンテナラインがついてしまうのは致し方無いのですが、ラインの位置もやはりデザイン上ここに決まってしまうのかな?と思いました。
アンテナラインと本体との段差はほぼありません。
そして今回より採用された物理ボタン1つという外観。写真では少しわかりにくいかもしれませんがこのボタンはやや凹んでいます。出っ張っていないのでひっかかる心配はありません。
このボタンは5つの機能が搭載されています。
- 指紋認証
- ホームボタン
- ダブルクリックで使用中アプリが出る
- 軽く触るとバック
- 長く押すと検索に
右手で操作する人なら右手の親指、左手で操作するのなら左手の親指で指紋を登録しておくとかなり便利です(後述します)。
外観の感想はとても高級感があって29800円のスマホには思えない良さがあります。手に持った感覚も悪くありません。
SIMカードの入れ方とAPN設定について
SIMカードとAPN設定について説明していきます。
SIMカードの入れ方について
サイドにあるSIMカードスロットの横に小さい穴が空いているのでピンで押せばSIMカードスロットが出てきます。動画で撮影したので参考にしてもらえれば幸いです。
ちょっと力を入れないといけませんが簡単に取り出せますよ。
後はSIMカードを乗せてまたはめ込めばOKです。なおmicroSIMカードとnanoSIMカード、両方に対応していますが2つ入れても1つしか認識しません。どちらか1つしか使えないので注意してください。またnanoSIMカードとmicroSIMカードは排他利用(どちらかしか使えないということ)となっているのでmicroSDカードを使いたいのであればmicroSIMカードを使うことになります。
APN設定について
FREETELの今のSIMカードを使うのであればAPN設定は不要で認識されて使えますが、他のSIMカードを使う場合はAPN設定が必要です。
ここで今までのAndroid OSのAPN設定と同じ手順かと思いきや、若干異なっています。まずは「設定」画面を出すのは共通です。
今までは②の「もっと見る」をタップして設定していくというのが一般的ですが「もっと見る」は今回関係なく、①の「モバイルネットワーク」をタップします。すると上記図の右側の画面になるので「アクセスポイント名」をタップします。
既にほとんどのMVNOのAPN設定が設定されているので選べば良いだけですが、ここに無かったりまた楽天モバイルのように購入時期等によってAPN設定が3つあるものの場合は自身で設定しないといけないので注意してください。
初期設定で気になったところ・浮気がばれない?
電源を入れてからの初期設定は画面の指示に従って行ってもらえば良いと思いますが、事前にGmailのアカウントを持っていると楽に行えます。
そして指紋認証の設定を行いますが、その後のロック画面時の通知設定まできちんと設定出来るのが良いところ。
よくテレビのドラマなどでスマホのロック画面でも通知が届いて浮気がバレてしまうというようなシーンがありますがロック時に通知を表示させない設定にもなっています。
これ、浮気している人なら欲しい機能では無いでしょうか?(笑)もちろん僕には不要な機能ですよ。
指紋認証と片手操作のためのスワイプアップランチャー
指紋認証の感度はよくて結構お気に入りです。たまに2回しないと反応しない時はありますが、iPhoneよりも反応は良いかな~というのが正直な感想。動画で撮影しているので見てください。
左手の人差し指で登録してしまったのですがこれは失敗。操作する方の手の親指で登録しておくことをおすすめします。
というのも「スワップアップランチャー」という下から設定画面を出す仕組みがあるからです。
動画で見てもらった方が分かりやすいので動画で見てください。
通常、設定画面はスマホ画面の上の部分をスワイプして出しているのが一般的でしたが、REIは下からスワイプして出します。上からのスワイプ画面では通知項目しか表示されません。
でも片手で操作するのなら下にあった方が何かと便利なんですよね。
上の図の左側が下からスワイプした時の画面、右側が上をスワイプした時の画面です。この機能は地味に便利だと思いました。でも通知を僕の場合は頻繁に見ることが多いので下のスワイプに通知をしてくれた方が便利なんだけどな~・・・。
FREETEL REIのカメラ機能について
カメラ機能についてですが、「一眼レフ」という項目があって一眼レフカメラのように背景をぼかした撮影が出来るモードがあります。他にもマニュアル撮影やHDR等多彩な機能が用意されているのも良いところです。
ただし実際の撮影画像は昼間に撮影したものならば問題無いのですが室内や暗いところで撮影したものだとややノイズが気になります。
上記はノーマルでデフォルト設定のまま撮影したものです。普通の室内灯で撮影しています。ややノイズが気になりますよね。
こちらが一眼レフモードで撮影したもの。やや色が薄くなりますが背景がボケるようになっているのが分かるかと思います。
そして最後にマニュアル撮影でISOを100にして撮影したものです。ノイズは軽減されますが手ブレしやすくなるのがネックですね。
普通に撮影して遊ぶ分には面白いカメラ性能だと思います。
全体の評価
まだ触って数時間しか経過していませんが、全体の評価としては29800円(税別)でこの機能なら非常に良いのではないでしょうか。
良い点は
- 高級感のあるメタルボディ
- 浮気もばれないロック時の通知機能の設定
- ボタンの5つの機能とスワイプアップランチャーとの組み合わせ
- 指紋認証の感度も良い
- カメラで割りと遊べる
悪い点は
- CPUにやや不安は残る
- USBがTypeCではなく、microUSBになっている
- カメラが暗所ではノイズが多くなる
といったところでしょうか。
ベンチマーク(AnTuTu Benchmark)の結果も計測しました。
2回計測して2回とも約37000と悪く無い数値です。
どこで購入する?
気になった方で購入するのならどこが良いのか?ということになりますが、やはり公式サイトで購入するのが良いのでは無いでしょうか?FREETELのSIMカードとセットで購入すればかなりお得になっていますから。FREETEL SIMはdocomo回線を使った格安SIMの中では最も速くなっています(あくまでも個人での計測結果からです)。
キャンペーンで購入すればかなりお得になっています。
参考

現在は第5段(だったかな?)が行われておりお得です。
また0円スタートプランで購入すれば初期費用0円で使い出すことも可能です。
また不安な方はヨドバシカメラやビックカメラ等の店頭でも購入することが出来ます。特にヨドバシカメラは力を入れているので疑問点があればいろいろと聞くことが出来ますよ。
ただここに来てHuaweiのP9liteが発表され、まさにFREETEL REI キラーとなっているところが気になります。しかしCPU Kirinってどうなの?という不安要素がありそれならメディアテックのCPUの方が実績がある分良いようにも思いますが、どうなのでしょうね?
個人的には日本メーカーであるFREETELを選択したいところです。
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