2016年3月26日に発売されたFREETEL MUSASHI。予約していたので3月26日に無事届きました!FREETEL MUSASHIはガラホという新しいジャンルのスマホであり、話題となっています。
そんなFREETEL MUSASHIについてと開封の儀、SIMカードの入れ方、ファーストレビュー(感想)を説明していきます。
FREETEL MUSASHIのスペックと特徴
最初にMUSASHIのスペックや特徴を説明します。
スペック
FREETEL MUSASHIのスペックは下記の通りです。
項目 | スペック |
---|---|
カラー | ブラック/シャンパンゴールド/ホワイト |
サイズ | 高さ:123.1mm×幅:63.1mm×高さ:17.6mm |
重量 | 約198g |
OS | Android5.1 |
ディスプレイ1(サイズ/解像度) | 背面・外側:4.0inch 800×480(WVGA) |
ディスプレイ2(サイズ/解像度) | 内面:4.0inch 800×480(WVGA) |
CPU | MediaTek MT6735M Quad core 1.0GHz |
メモリ | RAM:1GB ROM8GB |
microSDカード | 128GBまで(SD/SDHC/SDXC) |
カメラ | メイン(背面):800万画素 サブ(内面):200万画素 |
バッテリー | 2000mAh 取り外し可能 |
連続通話時間 | 約490分 |
連続待受時間 | 約210時間 |
SIMカード | microSIM 2スロット (ただし1つは2G対応で日本では実質1スロット) |
ネットワーク(周波数帯)3G(WCDMA) | 2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19) 900MHz(Band8) |
ネットワーク(周波数帯)4G(FDD LTE) | 2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3) 900MHz(Band8)/800MHz(Band19) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n(2.4/5GHz) |
Bluetooth | Version:4.0 LE対応 |
カラーは3色
カラーについて詳しくは下記発表会の記事をご覧ください。

CPUにMediaTek MT6735Mということでやや不安な要素はありますが、都心部で使う分にはほとんど問題は無いかと思います。
液晶の解像度は800×480ということで今時にしては低いのですが、4インチという液晶と価格を考えれば妥当な線だと言えるでしょう。バッテリーが2000mAhはやや不安の残る容量ですが、スマホをそれほど使わない人、例えば通勤時と昼の休憩のみということであれば概ね問題無いレベルだと言えます。実際に1時間くらい使って後は待機状態で5時間くらいで使ったのですがバッテリーの減少は20%ほどでした。だから3時間くらい使って、後は待機状態が多いということであればバッテリーが切れるということは無いと思います。
特徴1 ガラホであること
MUSASHIの最大の特徴はズバリ、ガラホであるということです。折りたたみ式でありガラケーのようなテンキー入力が出来、テンキーによる操作が出来るというもの。ガラホ自体がまだまだ少なくあっても割りと高い中で24800円(税別)という点は特長だと言えます。
またガラホという形状で、通話がしやすいという点も特長ですね。スマホだとスピーカー部とマイク部が離れすぎていて聞き取りづらいという欠点はありますが、ガラホならこの欠点をクリア出来ます。
またガラケーのテンキーでの文字入力が慣れている方は違和感なくガラケーからスマホに移行出来ると思います。
特徴2 液晶が2つ
液晶が2画面という特徴もあります。液晶が2つあって折りたたんでも普通にスマホとして使えるようになっている点も面白いです。ただ回転式の液晶を採用すれば1つの液晶で済んだと思いますし、折りたたんだ時点では液晶保護にもなると思うのですが、2つの液晶ということを売りにしたかったのかな?と思いました。
開封の儀
では開封の儀です。
FREETELのはヤマト便で配達されます。今回はSIMカードとセットで予約したのでSIMカードの台紙もついていました。また「出来る FREETEL SIM」という解説書もついていました。
箱自体は下記のものです。
箱は渋めの色合いですね。
箱の上蓋を取り外した状態が下記の写真です。
同梱品は下記の写真の通りです。
充電用のACアダプターにUSBケーブル、そしてMUSASHIにはイヤホン(ヘッドホン)端子が無いのでmicroUSB(充電用)と兼用になっており、USB端子をヘッドホン端子に変換するためのケーブルがついています。
説明書と保証書も当然ついていますが、説明書はあくまでも簡易的なものです。
ムサシの外観
MUSASHIの外観です。
こうやっていると分厚いスマホに見えますね。「戻る」ボタンが一般的なスマホだと左側ですが、MUSASHIは右側になっています。左にあることに慣れている人だと違和感があると思います。
反対にして見てみるとまさに折りたたみ式のガラケーです。
開いた状態だと本当にガラケーにしか見えません。
左右を見てみると電源ボタンとボリュームボタンはそれぞれ別サイドについています。上段の写真は左側がUSB端子でその隣が電源ボタンです。下段の右側にあるのがボリュームボタンです。
カバーを外すとUSB端子が見えます。
上段がヒンジ(蝶番)です。下段が下側でマイク用に穴が空いています。
テンキーボタンは一般的なガラケーと配置は同じです。なお内面の液晶に対してボタンは無いのでテンキー上のボタンで扱うことになります。
外面の液晶は、液晶の下にボタンがあります。
背面カバーを外すとバッテリーとSIMカードスロットとmicroSDカードスロットがすぐにわかります。なお、SIMカードスロットは2つありますがスロット2は2G専用のため日本国内では使えないため実質的に国内で使うのであれば1スロットと同じです。
SIMカードの入れ方
SIMカードはmicroSIMに対応しています。
写真の通り、下部の隙間に爪を入れて引き剥がすようにして背面カバーを剥がしてください。割りと簡単に外れます。
SIM1と書かれている方にSIMカードの凹み部分が左上に来るようにして差し込みます。
こうきて・・・・
上記の写真のように一番奥まで差し込めばOKです。FREETELでSIMカードとセットで購入していればAPN設定は完了しています。
ガラケーとの大きさ比較
MUSASHIは見た目は折りたたみ式のガラケーと同じですが実際の大きさはどれぐらい異なるか比べてみました。
比べたのはdocomoが2013年10月及び2014年5月に発売し割りと人気のあったPanasonicのP-01Fです。
正面から見るとやっぱり一回りMUSASHIは大きいですね。
開いた状態でも大きさがかなり違うことがわかります。
厚みはそれほど極端には違いませんが、このサイズだとこの数ミリの差が割りと大きいかも。
と言ってもMUSASHIは4インチの液晶なのでそれなりに小さいのですが重さは198gあり一般的な5.5インチのスマホよりも重たいので結構ずっしりとします。それでも胸ポケットに入れるのにはちょうど良い大きさだと思いました。
使ってみた感想・こんな人におすすめ!
アプリとしてまずは、OOKLAのスピードテスト、Twitterの公式アプリ、LINE、Facebookの公式アプリとメッセンジャーをインストール(一部プリインストール)して使ってみました。
外側の液晶で使う分には全く違和感なく使えています。内側の液晶で使う場合、文字入力はテンキーで行うことになるため英語表記のQWERTYで使おうとしてもキー配置が異なるため入力出来ても全く異なる文字が出るので注意してください。基本的には外側の液晶でもフリップ入力で使うことが前提になると思います。もしくは使い分けるか。ひょっとしたら使い分けも出来るのかもしれませんがもう少し使って確認してみたいと思います。
LINE通話も試してみましたが、やはりスマホよりも使いやすい!やっぱり耳に直接当てて口元から話せるので聞こえも良いですし、相手も聞き取りやすいということでした(妻とLINEで通話して試してみました)。
ということでLINEでも普通に電話でもスマホで話しやすい、聞こえやすいということを重点的にしたい人にはおすすめです!
ただ一般的なスマホとして指が太い人にしてみれば4インチは使いにくいです。僕も5インチか5.5インチクラスのもので無いとスマホとしては使いにくいと感じています。指が細い人やフリック入力が一般的な人には良いかもしれません。
ただし今までガラケーでテンキーでの入力に慣れている方にも便利です。試しにテンキーで何度かTwitter等でつぶやいてみましたが、フリック入力に慣れていない自分としては非常に使いやすく思いました。これなら長文でも書けるかも。よく考えたらスマホ歴よりもガラケーのテンキー入力歴の方がまだ長いですからね(^_^;)
だから50代や60代でガラケーを使っている方でスマホに切り替えたいと考えている方にもおすすめです。
また音声通話SIMでFREETEL電話と併用することで月840円(税別)と組み合わせることで5分までの国内通話なら何度でもかけ放題になりますので5分程度の通話をよくするという人にはおすすめです。
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