人気のHUAWEIのSIMフリースマホ P10liteをUQモバイルさんよりお借りしました。ということで前モデルであるP9liteとどう変わったのか?実際の使い心地はどうか?SIMカードの入れ方から最安値情報まで徹底的にレビューしていきます。
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ただし人気モデルなので品切れする可能性があります。前モデルのP9liteは2017年3月は品切れしました。早めの契約をおすすめします。
P10lite 開封の儀と外観
P9liteはスクエア形状の白い箱でしたが、P10liteは青い縦長の箱に変更になりました。
開封するとスマホ本体は箱の中央にサンドイッチのように収納されていました。最近HUAWEIさんのエントリーモデルはこの方式に切り替えるようですね。
参考
説明書・保証書等の紙類以外の同梱品は上記の通り。イヤホンとACアダプター、USBケーブル、SIMスロット用のSIMピンが入っています。
USBはmicroUSBです。そろそろエントリーモデルもType-Cになるかと思いましたが、CPUが対応していないためかmicroUSBとなっています。ただし買い替えでmicroUSBを使っていた人からすれば、以前のケーブルも予備として使えるのもメリットになります。
表面は2.5Dのガラス(ゴリラガラスでは無い様子)で覆われていますが、ゴリラガラスほど強固では無いので保護フィルムはつけた方が良さそうです。
背面も2.5Dのガラスで覆われており、光を当てるとキラキラとして非常に綺麗に輝きます。ただ保護カバーや保護フィルムをつけると意味は無くなります。でもつけないと傷がつくというジレンマに。
P10liteのカラーバリエーションは3色(プラチナゴールド・サファイアブルー・パールホワイト)ですが、UQモバイル限定モデルとして、サクラピンクもあります。4色とも見ましたが一番映えるカラーが今回のレビューで使っているサファイアブルーだと思います。本当に綺麗な色合いです。
スマホのカメラ部分の出っ張りが気になる方も多いと思いますが、P10liteのカメラ部分(レンズ部分)は出っ張っておらず気にすることもありません。
スマホ上部にはヘッドホン端子があります。
スマホ下部にはUSB端子があります。
スマホを手にとって液晶を顔に向けた時に左側に来る側面にはSIMカードスロットのみがあります。
右側にはボリュームボタンと電源ボタン
P8lite・P9liteとの違い
当然、前々モデルのP8lite、前モデルのP9liteよりもスペックは進化していますが見た目はP8liteからはかなり変わっていますが、P9liteとはそれほど大きな変化がありません。
左から、P8lite、P9lite、P10lite となっています。P9liteからは背面に指紋認証がつくようになりましたが、P10liteも背面に指紋認証がついています。
左がP9lite、右がP10liteですが、P10liteの方がやや丸みが強調されたのとガラスコーティングによる表面で綺麗に見えるようになったと言えます。
ホームボタン等はソフトウエアボタンで物理ボタンはありません。ソフトウェアボタンが良いか物理ボタンが良いかは好みが分かれますがソフトウェアボタンの良い点は暗いところで使っていても画面上で光っているので押し間違えることが無い点です。
外観の全体的な感想は、とにかく綺麗!その一言につきます。
P10liteのスペックとP9liteからの比較、ベンチマーク結果
P10liteのスペックは下記の通りです。P9liteと比較しました。
項目 | HUAWEI P10lite | HUAWEI P9lite |
---|---|---|
OS | Android 7.0 | Android 6.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 658 | HUAWEI Kirin 650 |
メインメモリ | 3GB | 2GB |
内部ストレージ | 32GB | 16GB |
ディスプレイ | 約5.2インチ | 約5.2インチ |
解像度 | 1920×1080 (FullHD) |
1920×1080 (FullHD) |
カメラ (背面/前面) |
1200万画素 /800万画素 |
1300万画素 /800万画素 |
外部メディア 規格 |
microSD (最大128GB) |
microSD (最大128GB) |
SIMカード | nanoSIM×2 | nanoSIM×2 |
バッテリー容量 | 3000mAh | 3000mAh |
連続通話時間 | 約1260分(3G) | 約1134分 (3G) |
連続待受時間 | 約532時間(LTE) | 約610時間(LTE) |
幅×高さ×厚さ | 約146.5× 72×7.2mm |
約146.8× 72.6×7.5mm |
重量 | 約146g | 約147g |
P9liteから進化した部分はOSが、Android6.0からAndroid7.0に。Android6.0とAndroid7.0の一番の違いはマルチウィンドが可能になったことです。マルチウインドウとはWindows等のパソコンのように1つの画面に複数の画面を表示出来ることです。
上記はP10liteでマルチウィンドウにしたものです。上がアルバムで、下がGoogleMapというように使えます。例えば地図アプリを見ながら音楽アプリで何が再生されているのか確認したいという時に非常に便利です。ウィンドの大きさは中央の青い線を上下にすることで表示割合を変更することが出来ます。
CPUはマイナーアップデートのKirin658になりスペックは向上しています。メモリも3GBになったことで複数アプリの起動でも違和感なく使うことが出来ます。
性能を計測するためのベンチマークアプリ「AntutuBenchmark」の結果は下記の通りです。
概ね55000から58000くらいの数値でエントリーモデルとしては割りと良い数値です。P9liteが52000前後でした。
数字だけを見てもピンと来ないと思いますので他のスマホがどれぐらいかというと
- ZenFone3:62000前後
- ZenFone3 Deluxe 5.7インチモデル(ハイスペックモデル):130000前後
- HUAWEI nova lite:56000前後
となっており、nova liteとはそれほど違いが無いものとなります。P10liteの58000という数値は使い方にもよりますが、メール・LINEやTwitter等のSNSなら全く問題ないレベルです。一般的なゲームも問題はありません(ただしスマホのゲームはCPUによって最適化されていないと動きがスムーズでは無い時があります)。
富士通のarrowsM04 PREMIUMが2万代のスコアと考えれば十分な性能だということは分かります。
P10liteのカメラ性能
HUAWEIのスマホのカメラはかなり評判が良いのですが、P10liteもこの価格帯のスマホにしては非常に綺麗です。
実際に撮影したものを見てください。
上記は横800pxに縮小しています。
黒い被写体だとあまり綺麗には撮影出来ません。
ただし撮影モードのHDRを選べば下記のように撮影出来ます。
撮影モードや設定の変更も簡単に出来ます。
カメラを起動後に左側端から右側に向けてスワイプすると撮影モードの選択画面、右端から左側に向けてスワイプするとカメラ設定画面が出てきます。
光量の足りないところでの撮影も同価格帯のスマホに比べてノイズは少ないです。
P10liteのおすすめポイント
具体的にP10liteのポイントを説明していきます。
バッテリー充電が早い
USBがmicroUSBとなっていますが、充電速度は早くなっています。10分の充電で約2時間の動画が視聴出来るレベルまで充電が可能。97分で100%の充電が出来るようになっており、30分でも43%の充電が可能となっています。
3000mAhのバッテリー搭載なので使用頻度が高くなければ1日は持ちます。
指紋認証も早い
たまに指紋認証の感度が悪くてイライラするスマホもありますが、P10liteはかなり指紋認証の感度もよくイラっとすることもありませんでした。今回、撮影はしていませんが感覚としては同じくHUAWEIのnova liteと同じです。nova liteの指紋認証の動画は撮影していますので参考にしてください。5秒程度の動画です。
Wi-Fi 5GHz帯にも対応で高速・安定した通信が可能
自宅でWi-Fi接続して使っている時に、突然Wi-Fiが切れてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか?
その理由は、他のWi-FiやWi-Fiを使っていない家電製品が発生させる電波の影響です。代表的なものが電子レンジです。これは2.4GHz帯という電波の帯域を使っている製品が多いことが原因ですが、多くのスマホもWi-Fiは2.4GHz帯の電波(帯域)を使っています。しかしP10liteは干渉されにくい5GHz帯のWi-Fiにも対応しているので突然Wi-Fiが切れるということも少なくなります。ただし自宅で使っている無線ルーターが5GHz帯に対応していないと意味が無いのでご注意ください。
最近だとWiMAXの端末でも5GHz帯が選べるものが増えているのでWiMAXにスマホを繋いでいる方にもおすすめ出来ます。
カメラ性能がダウンだけどアップ
カメラ性能が良い点は既に書いていますが、P9liteのメインカメラの画素数が約1300万画素でした。P10liteは約1200万画素にダウンしています。カメラ性能がダウンしたんじゃないのかな?と思う方もいるかもしれませんが、実はこれはこれでHUAWEIは正しい選択をしてくれたと思います。
難しい説明は避けますが、カメラのセンサーサイズというものの大きさが変わらないのであれば画素数を落とすことで画質の向上が図れます。
ジャイロセンサーも搭載
P9liteはジャイロセンサーがありませんでしたが、P10liteには搭載されました。これがどう影響するのかと言えば代表的なものであればPokemon GoのAR機能が使えるようになります。
もっとも最近はポケモンGOをする人も減りましたが、今後ポケモンGOで取り入れられたAR機能(拡張現実機能)はいろいろなゲームでも取り入れられていくと思うのであった方が良いですよ、ジャイロセンサーがあることで対応するアプリも他にありますから。
P10liteへのSIMカードの入れ方
格安SIMを契約して安くしたいけど、SIMカードを自分で入れられるかな?と不安な方もいるでしょう。P10liteへのSIMカードの入れ方は至極簡単です。
本体サイドにSIMカードスロットがあるので小さい穴が空いているところに付属のSIMピンを入れます。なおP10liteは液晶を上向きにした方がSIMカードを入れやすくなっています。
上記のようにSIMピンをまっすぐ入れたら押します。
押すと上記のようにSIMカードスロットが出て来るので、後は指で引っ張って引き出します。
上記が引き出した状態です。
通常はSIMカードは1枚しか使わないのですが2枚置けるようになっています(DSDSには対応していません)
SIMカード1枚だけなら上記の写真の右側に入れます。Slot1:SIMと書かれている方です。2枚入れる場合は左側にサブで使うSIMカードを置きます。
凹みがあるところにきちんと合わせて置くようにしてください。
あとはこれを再び入れるだけです。
上記のように入れていきます。
元の状態のようにきちんと格納されたら完了です!
SIMカードを入れるのって非常に簡単ですから気にしないでも大丈夫です。
P10liteは結局、買い買いでは無いか?まとめ的な
もう読んでもらって来た通り、3万円前後のSIMフリースマホを探しているのなら、おすすめ出来るスマホです!買いです!
3万円前後の価格帯でここまで綺麗な筐体で完成度の高いスマホはあまり無いように思います。もう少しお金を出すのならZenFone3をおすすめしますが少しでも安く抑えたいということであればこちらですね。
実際に人気のスマホでSIMフリースマホの中では人気1位になっています(2017年7月2日現在・価格.com調べ)。
欠点は無いのか?と言われるとCPUであるKirinでauVoLTEに対応したスマホはP10liteが始めてなので調べれば細かい問題があるかもしれません。また一部のゲームアプリで動きが悪いという評判もネット上で書かれています。
しかし普段使いのコスパの良いスマホということであれば1週間ほど使って特に違和感もなく問題なく使えているのでこれはおすすめ出来るスマホです。
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