1月25日、東京渋谷のヒカリエにて人気のSIMフリースマホ ZenFoneの新作発表会がありました。
ZenFanというASUS製品のファンの会があるのですが、その会員になっています。プレスリリースの発表会にZenFanの参加枠があり申し込んだところ当選したので行ってきました。
ASUSのジョニー・シー会長自らが会場で新型ZenFoneについて熱く、熱く語ってくれました。
その新型ZenFoneは2015年の始めに発表のあったZneFone ZOOMです。
ZenFone ZOOM 発表会の様子
最初にジョニー・シー会長が登壇して、ZenFoneは昨年、世界で2800万台を出荷しており日本国内においてもSIMフリースマートフォンではシェアNo.1であることを紹介。
今回のZenFone ZOOMのレンズ部分はHOYAとの共同開発ということ。
日本の精密技術と精巧な組立家過程も経ていることを強調されていました。
一番の売りは光学3倍インナーズーム
HOYAのレンズを使い、インナーズームでレンズが飛び出ることもなく使える光学3倍ズームが今回のZenFoneの一番の売りです。
レンズはHOYA製のものを10枚構成で使用。光学手ブレ機能も4段相当ということで手ブレにも強いということでした。またZenFone2 Laserから続くレーザーオートフォーカスも当然搭載。LEDフラッシュはデュアルカラートーン、直感的なシャッターボタンとズームということです。
またiPhone6s Plusを比較してiPhone6s Plusよりも優れていることを強調されていました。
3倍ズームだとここまれ大きく撮影出来る!ということでいろいろな写真で紹介。
世界一有名な柴犬「まる」の小野さんが登壇
僕は知らなかったのですが世界で一番有名だという柴犬「まる」の飼い主である小野さんという方をZenFanにはおなじみのアンディーさんが紹介。
InstagramやTwitterでシェアされるためのポイントを説明されました。
これがZenFone ZOOMとどう関係していくか?ということですが、1週間前より小野さんにZenFone ZOOMを貸出し、実際に「まる」を撮影してもらっていたとのこと。
iPhone6 Plusのデジタルズームでは毛並みが模様になってしまうけど、ZenFone ZOOMなら綺麗に撮影出来るということが紹介されていました。
続いてインテルの日本法人であるインテル株式会社の代表取締役社長の江田麻季子氏が登壇
ASUSと親密な関係にずっとあったことを紹介されていました。
次にHOYAグループの神原稔氏が登壇
デジタルカメラのレンズの経験はあったもののスマートフォンのレンズ開発は初めてということでかなり苦労したということを言われていました。
気になる価格
さて気になるZenFone ZOOMの価格ですが、今回はスペック等の違いで4モデルが発売されます。
最上位モデルのプレミアムレザーカバーエディションであり、インテル Atom Z3590を搭載しメモリが4GB、内部ストレージが128GBのモデルが68800円(税別)
2月5日からの発売とのことです。
Atom Z3580搭載で、メモリ4GB、内部ストレージが64GBのモデルが59800円。(税別)
こちらも2月5日発売予定
つづいてスタンダードカバーエディションで Atom Z3580搭載でメモリ4GB、内部ストレージ64GBのモデルが55800円(税別)
こちらは2月中旬以降の発売とのこと。
最後の一番下のスペックであるスタンダードカバーエディションでAtomZ3580搭載でメモリ4GB、内部ストレージ32GBのモデルが49800円(税別)
こちらも2月中旬以降の発売とのことでした。
また家電量販店や各MVNOでも順次販売していくとのこと。
具体的なMVNOの名前は出ませんでしたが、楽天モバイルは必ず取り揃えそうですね。
32秒の長時間露光も可能
今回3倍ズームが一番の売りであることは間違い無いのですが、それ以外の機能で凄い!と思ったのは最大32秒間の長時間露光が出来ること。
会場には実際に32秒間で撮影した写真が展示されていました。個人的にはこの機能が一番凄いと思っています。三脚には取り付けられませんが自撮り棒を使って固定して撮影してみたいと思います。
プレミアムレザーカバーエディションとスタンダードカバーエディション
プレミアムレザーカバーエディションとスタンダードカバーエディションって何が違うの?と思われるでしょう。プレミアムレザーカバーエディションは名前の通り、レザー(革)を使ったカバーになっており、スタンダードカバーは普通のプラスティックカバーになっています。
全く質感が違います。買うならやはりプレミアムレザーカバーエディションでしょ!
ただ最上位モデルは税別68800円、税込74304円と既に格安スマホとは言えない価格です。その分性能も優れているのですが、3倍ズームということだけを見るのならどのモデルでも良いなかな?とは思います。
バッテリーは交換出来ないZenFone ZOOM
ZenFone ZOOMの背面カバーを外させてもらい撮影してきました。
ZenFone ZOOMはシングルSIMスロットとなっており1枚のみのSIMカードしか入れることが出来ません。と言っても普通1枚入れば充分なんですけどね(笑9
ただ今回残念だな~と思ったのは、バッテリーは3000mAhと容量も多くて良いのですが見てもらった通り、バッテリーを自分では取り外せない仕様になっていること。これは時代に逆行したように思います。ZenFoneの欠点はバッテリー単体が発売されていないことと、モデルによってはそもそも自分で交換出来ないことかな?と思っています。
相変わらず踊る禅太郎
会場ではいつも通り禅太郎が踊っていました(笑)
あまり撮影している人がいなくて、なんか禅太郎が不憫に思えてしまったのはここだけの話。
買っちゃいました
今回、参加者には先行販売ということで最上位モデルのZenFone ZOOM販売が行われ、勢いで購入してしまいました!
次回はZenFone ZOOM 開封の儀とSIMカードの入れ方を紹介します。
なお、ASUS公式のZenFone Shopでは既に予約を受け付けています。
コメント