1月25日、ASUSの新型SIMフリースマートフォン「ZenFone ZOOM」が発表されました。
会場では先行販売が行われており、やっぱりというか購入してしまいました。
ということで開封の儀とSIMカードの入れ方、ファーストレビュー(感想)です。
開封の儀
今回、先行販売の特典としてちょっと格好良い大きめの箱に入れてもらえました。開封すると禅太郎のミニフィギュアが入っていました。
Zencredibleカードというものはよくわかっていまっせん。
ZenFone ZOOMの箱自体は下記のものです。
今までのZenFoneとは箱が異なり高級感があります。
開封するとZenFone ZOOM本体が鎮座していました。
内容物は上記の通り。ストラップがついているのが特徴です。
ZenFone ZOOMの外観
外観を見ていきます。
同じ方向から背面と表と電源が入っているところ。
革張りの背面は高級感があります。
左下にはきちんとintelが描かれています。
左側にはASUSとも。
そしてZenFoneシリーズ初のストラップが取り付けられるように加工された部分。
上から、本体上部・本体下部・本体左右になっています。そして今回、電源ボタンが横に!これは実は物凄く嬉しい仕様。もちろんZenMotionで画面タップでもスリープ状態から開放されますが、ViewFripCoverを取り付けない場合でも簡単に片手でスリープ状態から開放出来るのが嬉しいところ。
また今回より背面カバーを開けるのがかなり楽になっています。
本体下部に凹みがあるのでそこに爪をひっかけて剥がしていきますが、割りと簡単にはがせました。今までのZenFoneのように格闘しなくても済みます。
背面カバーを外したところ。今回はSIMスロットがシングル。そしてバッテリーが取り外せない仕様になっています。
背面カバーを外した状態の写真を表と裏で。
なお、今回はホワイトとブラックがあります。
ブラックはサイドもメタル調。ホワイトはローズゴールドっぽい色合いなのでどちらかと言えばホワイトの方がおしゃれですね。
またスタンダードカバーモデルは普通にプラスティック筐体となっています。
SIMカードの入れ方
ZenFone ZOOMは、microSIMカード対応となっています。SIMカードは非常に簡単に入れることが出来ます。
背面カバーを外してSIMカードスロットに入れて最後はバネで戻るのでしっかりと押すことが必要です。
写真で見てもわかりにくいと思うので動画を撮りました。10秒くらいです。
取り外し方も動画で紹介。
見てもらえばわかりますが非常に簡単に抜き差しすることが出来ます。
ZenFone ZOOMのラインナップとスペック
ZenFone ZOOMは4モデル2色で合計8機種となります。
型番 | 税込価格 | 発売日 | 背面素材 |
---|---|---|---|
ZX551ML-BK32S4PL | 53784円 | 2016年2月中旬 | プラスティック |
ZX551ML-WH32S4PL | 53784円 | 2016年2月中旬 | プラスティック |
ZX551ML-BK64S4PL | 60264円 | 2016年2月中旬 | プラスティック |
ZX551ML-WH64S4PL | 60264円 | 2016年2月中旬 | プラスティック |
ZX551ML-BK64S4 | 64584円 | 2016年2月5日 | 本皮 |
ZX551ML-WH64S4 | 64584円 | 2016年2月5日 | 本皮 |
ZX551ML-BK128S4 | 74304円 | 2016年2月5日 | 本皮 |
ZX551ML-WH128S4 | 74304円 | 2016年2月5日 | 本皮 |
価格は2016年1月26日現在のASUS ZenFone Shopの価格となっています。
型番 | メモリ | 内部 ストレージ |
CPU |
---|---|---|---|
ZX551ML-BK32S4PL | 4GB | 32GB | Atom Z3580(クアッドコア) 動作周波数:2.33GHz |
ZX551ML-WH32S4PL | 4GB | 32GB | Atom Z3580(クアッドコア) 動作周波数:2.33GHz |
ZX551ML-BK64S4PL | 4GB | 64GB | Atom Z3580(クアッドコア) 動作周波数:2.33GHz |
ZX551ML-WH64S4PL | 4GB | 64GB | Atom Z3580(クアッドコア) 動作周波数:2.33GHz |
ZX551ML-BK64S4 | 4GB | 64GB | Atom Z3580(クアッドコア) 動作周波数:2.33GHz |
ZX551ML-WH64S4 | 4GB | 64GB | Atom Z3580(クアッドコア) 動作周波数:2.33GHz |
ZX551ML-BK128S4 | 4GB | 128GB | Atom Z3590(クアッドコア) 動作周波数:2.50GHz |
ZX551ML-WH128S4 | 4GB | 128GB | Atom Z3590(クアッドコア) 動作周波数:2.50GHz |
最上位モデル以外はCPUは同じです。
最上位のモデルとその次のモデルで約1万円の価格差ですがストレージ容量とCPUを考えれば最上位モデルの方がコスパが良いでしょう。
microSDカードスロット搭載なのでストレージ容量はあまり意識しなくても良いかもしれませんが。
なお液晶サイズは5.5インチ 1080×1920のFullHDとなっています。
iPhone6 Plusとの大きさ比較
iPhone6s PlusやiPhone6 Plusも液晶サイズは5.5インチ。どれぐらい大きさに差があるか比べてみました。
iPhone6 Plusです。杉板になっているので気にしないでください。保護ステッカーを貼っているだけなので。
大きさはさほど差を感じませんね。
問題は厚みです。光学3倍ズームになったことでどれだけ厚みがあるかと言えば、極端に厚くなっている訳ではありません。
一番厚みのあるところで、1.5倍くらいですかね。ZenFone ZOOMで一番厚みがあるところで11.95mmです。iPhone6 Plusは7.1mm(6s Plusは7.3mm)なので1.68倍の厚みということになりますが、厚いのはあくまでもレンズ部分だけなのでそこまで厚みがあるようには思えません。重さはZenFone ZOOMが約185g、iPhone6 Plusが約172gで、6s Plusが約192gなので、重さはそれほど変わらないことになります。
あまり大きさに関しては意識しなくても良いでしょう。
3倍ズームと実際の画像
近所で撮影してみました。ZenFone ZOOMは名前の通り光学ズーム(3倍)が一番の売りなので。HOYAと共同開発したインナーズームはどうか?
3倍ズームはやはり良い!ただデフォルトで撮影してみたのですが、あまり発色が好みでは無いかな。これは後でもう少し調整してみて試してみたいと思います。
デフォルトの発色はiPhone6の方が綺麗だと思いますがあくまでも個人の感想です。
ただデジカメ部分のセンサーサイズが1/3インチということらしいので最近流行りのセンサーサイズ1インチ以上のコンデジに比べればシャギーがかかったような画面になるのは致し方ないかな。
SNSに投稿するための写真としては問題無いのですが、魅せる写真を撮りたいということであればやはりセンサーサイズの大きいコンデジを購入した方が良いでしょう。
しかしデジカメとスマホ、2台持ちしたくない!という人には凄く良いんじゃないかな?
32秒という長時間露光も出来るそうなので、合わせて今度撮影をしてみたいと思います。
またマクロ撮影であれば5cmまで寄れるのでこれもZenFone ZOOMの魅力の1つとなるでしょう。
全体的な感想
まだ少し使っただけですが、ちょっと散歩する時にデジカメまで持ち歩きたくないという方でSNSへの投稿を中心に行っている方なら非常に良いスマホではないでしょうか?
欲を言えばもう少しだけ厚みがあっても良かったのでセンサーサイズが1/1.7くらいあれば最高だったかな(一昔前の高性能コンデジと同じくらいのセンサーサイズ)。
厚みに関して言えば、今までのZenFoneにView Flip Coverを取り付けた時と変わらないので全く気にならないです。ただし液晶保護フィルムは必須でしょう。
これをポチっておいたので後で取り付ける予定です。
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レザーカバーエディションを購入した場合、全体を覆うカバーは無粋に感じるのでカバー無しで使う予定です。
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