ZenFone3はカメラ性能を結構売り込んでいますが、実際にはどれぐらいで撮影出来るのか花や風景を撮影してきたので実際に撮影したもので説明していきます。
また割りとZenFone3のカメラで知られてないことも説明していきます。
ZenFone3のレビューも別に書いているので全体について見たい方は下記記事を参考にしてください。
>>「ASUS ZenFone3(ZE520KL)」レビュー!
ZenFone3 シャッターはボリュームボタンで切れる
シャッターボタンが別にあるスマホもありますがZenFoneシリーズは基本的にシャッターボタンがありません(ZenFone Zoomはあります)。だから液晶画面をタッチして撮影するしか無いと思われていることがあるのですが、ZenFoneシリーズは共通してボリュームボタンがシャッターとなっています。
例えば上記はZenFone Goですが背面にボリュームボタンがあり、これがシャッターボタンにもなっています。縦位置で撮影する場合は割りと便利です。
ZenFone3はボリュームボタンが上記の写真のようにサイドになっていますが、このボリュームボタンでシャッターを切ることが可能です。もっとも本体左側にあるため縦位置では使いやすいのですが横に持った場合、右利きの方だとボリュームボタンでシャッターは押しにくいと思います。
もっとも僕の場合左利きなので結構横位置でもボリュームボタンでシャッターは押しやすいくなっています。
ZenFone3 指紋センサーだけでカメラ起動から撮影までOK
ZenFone3は指紋センサーだけでカメラ起動及び撮影が出来ます。
設定から「指紋認証」を選びます。「カメラを起動する」にONにするととダブルタップすることでカメラを起動させることが出来ます。その下の「写真を撮影する」をONにすると指紋センサーをタップすることでシャッターが押せて撮影することが出来るようになります。
片手しか動かせない時に素早くカメラを起動させて撮影することが出来るのでかなり便利な機能となっています。
ZenMotionでカメラ起動は指紋認証を飛ばして出来る
ZenFone3には指紋認証がありますが、ZenMotionを併用する場合、アプリはバックグラウンドで起動していても、最後は指紋認証でロック解除しないとアプリが完全には使えません。
でもカメラ機能のみZenMotionで起動して撮影することが出来ます。
ZenMotinはスリープ状態(画面がついていない状態)で液晶画面をタップしたり文字を指でなぞることで起動させたりスリープモードにしたり、アプリを起動出来る機能です。
液晶が消えている状態で「C」をなぞるとカメラが起動します。これは指紋認証をしていてもカメラだけは起動するようになっています。ただし撮影したものは指紋認証を設定していた場合は指紋認証でロックを完全に解除しないと見る事が出来ません。
カメラは使えても撮ったものは見えないのでプライバシーの保護になっています。
ZenFone3で実際に撮影
ZenFone3で近所の公園等で適当に撮影してきました。
ブログ等の写真で使う分には全く問題ありません。
公園にあった銅像、結構可愛いww
マクロ撮影もそれなりにいける
ZenFone3は約1600万画素の写真を撮影することが出来ます。だから接写してトリミングをすればそれなりにマクロ撮影も楽しめます。
上記の写真の原寸大サイズのものをトリミングして花の中央だけにしたものが下記のものです。
それなりに綺麗に撮影出来ていますよね。正直ここまで撮影出来るとは思っていませんでした。
上記の写真は単焦点モードで撮影したものです。単焦点モードにしてそのまま撮影するとやや暗くなるようです。上記の花の中央部分のみをトリミングしたものが下記の画像になります。
結構細かくところまで撮影出来ていると思いませんか?更に少し画像を加工してみました。
明るくてコントラストを増やし、シャープに仕上げてみました。もう少しきちんと設定して撮影すればより綺麗に撮影出来ると思います。
飯テロにも最適!食レポでも使えるカメラ
食べ物の写真をアップすることが多いという方も多いと思います。実際に食べ物を撮影したものが下記です。
お刺身でも食べられるブリしゃぶ用の鰤です。
ラーメンも割りと綺麗に撮れています。
特に何かして撮影している訳ではなくオートで撮影しています。オートでもここまで撮影出来るので飯テロ用・食レポ用にも使えるカメラになっています。
いろいろなモードで撮影出来るZenFone3
ZenFone3はさまざまなモードで撮影が簡単に出来るようになっています。まずはカメラ画面にした時のそれぞれの意味から
- 撮影モードを表示(触っても意味無し)
- フラッシュの設定
- アウトカメラかインカメラの切り替え
- HDRの切り替え
- 設定
- ギャラリーへ移動(直前に撮影したものが表示されている)
- マニュアル・オート切り替え
- シャッターボタン
- 録画ボタン
- モード選択
となっています。
1と10は連動で撮影モードを選択
10の「モード選択」で選択しているモードが1のところに表示されます。
10の「モード選択」をタップしてもらうと下記の画面になりいろいろな撮影モードに出来ます。
実際にどんな風に撮影出来るかは一通り試してもらうと面白いと思います。
2・フラッシュの設定
フラッシュのところを触ると下記の3つの画像に切り替わっていきます。
左側から
- フラッシュ禁止(フラッシュが焚かれない)
- 強制フラッシュ(フラッシュを強制的に焚く)
- オートフラッシュ(自動でフラッシュが必要か判断する)
ここで基本的にフラッシュはフラッシュ禁止にしておいて欲しいです。理由はフラッシュ禁止のところもあるからです。撮りたいものがあった時にパッと取り出して撮影していてオートフラッシュにしておるとフラッシュが焚かれてしまうこともあります。特に動物園や水族館ではフラッシュ禁止のところも多いですし、動物や魚の負担になります。
マナーとしてフラッシュは禁止にしておきましょう。
3・アウトカメラかインカメラの切り替え
これは説明は不要だと思いますが、液晶画面側のカメラ(インカメラ)か外側のカメラ(アウトカメラ)かを切り替えるボタンです。
4・HDRの切り替え
HDRとはhigh dynamic range(ハイ ダイナミック レンジ)の略で簡単に言えば撮影するもので明るいところと暗いところがある場合、今までのカメラだとどちらかに明るさ(露出)があってしまって暗くなりすぎたり明るくなりすぎたりすることがありました。HDRで撮影すると明るいところも暗いところも綺麗に撮影出来るようになります。元々は明るく撮ったものと暗く撮ったもので合成していたのですが今は自動で行ってくれるようになっています。
ZenFone3は標準設定ではHDR画像になっています。
5・設定
いろいろと細かい設定が出来るようになっています。解像度(画素数)もここで変更することが出来ます。
6・ギャラリーへ移動(直前に撮影したものが表示されている)
ここには直前に撮影したものが表示されており、タップすると撮影したものを見ることが出来ます。撮影中に撮ったものをパッとみたい時には便利です。
7・マニュアル・オート切り替え
マニュアルモードとオートモードの切り替えボタンです。よく分からない場合はオートで撮影していても問題ありません。より凝った写真を撮りたい場合に使うことになりますが、撮影モードでいろいろ出来るので詳しくない場合は特にマニュアルモードは利用しなくても良いと思います。
8・シャッターボタン
シャッターボタンです。ここをタップすると撮影出来ます。
9・録画ボタン
静止画ではなく動画を撮影する場合にここをタップします。ZenFone3は4K動画の撮影に対応しているので動画も綺麗に撮影出来ます。
ZenFone3のカメラセンサーはSONY製
ZenFone3のカメラセンサーはSONY製のものを採用しています。SONYのカメラセンサーは割りと評価が高く今回いろいろ撮影をした上でやっぱり過去のどのZenFoneよりも綺麗に撮影出来ると思いました。唯一の欠点は光学ズーム機能が無いので大きく撮影したい場合はZenFone Zoomには劣るかな。
また手ぶれ補正機能も秀逸で日中ならまず手ブレ写真になることも無いと思います。今回も手ブレした写真はありませんでした。
ZenFone3の手ぶれ補正機能がどれだけ凄いかは下記の動画をご覧ください。
iPhone6との比較ですがZenFone3が如何に手ブレ補正が凄いかよく分かりますよね。
ZenFone3を買うなら、どこ?
ZenFone3の購入を躊躇っている方も多いと思います。特に海外版にするか日本版にするか。価格差が1万円くらいあるので海外版にしようと考えている方もいるかもしれませんが海外版のスマホを日本国内で継続的に使うことは法律で禁止されています(技適問題)。
また海外製のZenFoneの場合、日本国内でメーカーのサポートを受けることが出来ません。
更に海外版だとau系の格安SIMであるVoLTE対応SIMが現段階(2016年10月19日現在)では使うことが出来ません。一部サイトでは使えると書いてあることもあるのですが最新のファームウェア(プログラム)を適用すると使えなくなるとのこと。では以前のバージョンのファームウェアで使えば良いかと言うと問題が2つあります。過去のファームウェアのまま使い続けるとセキュリティ的にもよくありませんし、いろいろなアプリで問題が出て来ることがあります。もう1つが、海外製のスマホの場合どのバージョンのファームウエアのZenFone3が届くか分かりません。最新のファームウエアであれば最初からau系VoLTE対応SIMが使えない可能性もあります。
安全ということを考えて日本正規品を購入されることをおすすめします。
また安く買うということであればUQモバイルやNifMoで購入されることをおすすめします。約4万円するZenFone3が実質2万円~3万円くらいで購入出来ますから
特におすすめがUQモバイルです。au系の格安SIMはdocomo系の格安SIMに比べて速度が安定して速いのですが中でもUQモバイルは高速で安定しているのでおすすめです。
なお当サイト限定で今なら最大13000円分のギフトカードがもらえます!終了日が未定でいつ終わるのか分からないので早目に購入されることをおすすめします。
他社と比べてUQモバイルの実際の速度が気になる方は当サイトの速度計測結果をご覧ください。20プラン以上の格安SIMと実際に速度を計測して比較しています!
スマホのみであれば、ASUS公式サイトで購入すると安心です。
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