ZenFone4 Maxの発売日と特徴
ZenFone4 Maxの発売日は2017年12月8日でした。
ZenFoneで「Max]がつくモデルは大容量のバッテリーが特徴です。
ZenFone4 Maxは連続待受が最大で37日間、連続通話が約32時間というスタミナを持っています。
加えて他のスマホに充電出来る仕様になっていることも特徴の1つとなっています。
性能的には他のZenFone4シリーズには劣るものの、メール・検索・SNS・地図の閲覧といった使い方をする分には十分な性能を持っています。
ただし3Dの動きの激しいゲームをする場合には、スペック不足となります。
またZenFone4シリーズの特徴であるデュアルレンズも搭載、簡単に120度の広角レンズに切り替えて撮影をすることが可能となっています。
ZenFone4 Max 外観の特徴
ZenFone4 Maxの外観の特徴を見ていきます。
エントリーモデル(低価格でハードな使い方をしない一般向けのモデルという意味)のZenFoneなので箱は普通のパッケージとなっています。
ZenFone4シリーズのキャッチコピーである「WE LOVE PHOTO」はきちんと箱にかかれています。
箱を開けると白いカバーがありこのカバーを外すと本体が出てきます。
大きさはZenFone4シリーズの中で最小の液晶サイズ5.2インチなので小さいのですが、持った感じは割りとずっしりしています。
これは大容量バッテリーにしている分、重くなっているためで、5.5インチのZenFone4 Selfie Proよりも重くなっています。
同梱物は説明書と保証書の他に、USBケーブル(microUSB)とイヤホン、ACアダプターにイヤホンのキャップ(イヤーピース)、そして他のスマホに充電するためのリバースケーブル(OTGケーブル)が入っています。
今回、購入したのはローズピンク、他にはネイビーブラック、サンライトゴールドがあり3色のカラーバリエーションとなっています。
ローズピンクと言っても派手派手しいピンクではなく、ややピンクかかったシルバーに近い色で落ち着きのある色となっています。
ZenFone4シリーズの特徴であるデュアルレンズ
アップにしてみるとそれぞれレンズの口径が異なることが分かります。
本体上部、イヤホンジャックがあります。カメラのレンズ部分はわずかに飛び出ていますが、気になるほどは出ておらず、ポケットに入れる時にひっかかるということはありませんでした。
本体下部、USB端子はmicroUSBとなっており、差込口の裏表があるタイプのものです。
本体サイド、右側が上部になります。右側で2番目に小さい穴が空いているところがSIMカードスロットとなっていまうs.
本体サイド、左側が上部になります。電源ボタンとボリュームボタンがついています。
ZenFone4及びZenFone4 Proでは消えたスピン加工がZenFone4 Maxでは施されています。
個人的にはこのスピン加工はZenFoneシリーズの特徴でもあり全モデルにつけて欲しいところでした。
全体的にやや厚みがあり、ずんぐりむっくりした感じでスマート差はありません。
指紋認証はZenFone4シリーズから前面になっていますが、他のZenFone4シリーズに比べるとやや指紋認証は感度が悪く感じました。
また他のZenFoneシリーズは戻るボタンのところは触ると光るのですが、ZenFone4 Maxはマークがプリントされており、光ることはありません。
他のZenFone4シリーズは上記のようにボタン部分が光ります。
この辺りはエントリーモデルらしくコストカットされていますね。
ZenFone4 Maxのスペック・ベンチマーク結果
ZenFone4 Maxのスペックとベンチマーク結果です。
項目 | ASUS ZenFone 4 Max |
---|---|
型番 | ZC520KL(X00HD) |
OS | Android 7.1.1 |
ディスプレイ | 5.2インチ(1280☓720)ISP液晶 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz 8コア(オクタコア) |
RAM | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
microSD | 最大256GB |
背面カメラ | 1300万画素(標準)+500万画素(広角)デュアルレンズ |
前面カメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4100mAh |
SIMカードスロット | nanoSIM☓2 |
サイズ | 150.5☓73.3☓8.7mm |
重量 | 約156グラム |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n |
Bluetooth | v4.2 |
公式サイト:ASUS ZenFone4 Max
液晶はISP液晶
液晶サイズは5.2インチで1280☓720pxと低解像度となっています。他のZenFone4シリーズは1920☓1080pxです。
またZenFone4 ProやZenFone4 Selfie Proで使われている有機EL液晶ではなく、ISP液晶となっています。
しかし外で使う分にはISP液晶の方が見やすいことが多いので長時間バッテリー搭載のZenFone4 Maxには向いていると言えます。
対応周波数とDSDS対応
対応周波数は各種対応しており、docomo系の格安SIMのみではなく、auVoLTEやSoftBank、Y!mobileにも対応しています。
ただし、auVoLTEは購入後にアップデートにより対応しています(発売直後は非対応でした)。
またDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しているので2枚のSIMを入れておけば、共に電話を受けられるようになり、プライベート用とビジネス用で使い分けることも可能です。
なおキャリアアグリケーションには非対応となっているため、最大でも150Mbps(理論値)の速度しか出ないことになります。(キャリアアグリケーションに対応していると理論値では最大700Mbpsを超えます)
Wi-Fi 5GHz帯には非対応
Wi-FIでZenFone4 Maxを繋ぐ場合、残念なことにWi-Fiの5GHz帯には非対応となっています。
自宅のWi-FiやWiMAXを使う時は2.4GHz帯のWi-Fiしか使えないため、電子レンジを使用している間はWi-Fiに繋がらない可能性が高くなります。
ツインアプリに対応
ZenFone4シリーズの他のモデルではSNSで2つのアカウントを持っていた場合、2つのアカウントで同時にログインしてマルチウィンドウで使うことが出来るツインアプリ機能がありますが、ZenFone4 Maxにも搭載されています。
TwitterやInstagramで2つのアカウントを持っている方には便利な機能です。
ジャイロセンサー非搭載でポケモンGoのARモードでのプレイは不可
ZenFone4 Maxにはジャイロセンサーが搭載されていないため、ポケモンGoAR機能を使ってのプレイは出来ません。ARモードを使わないのであれば遊ぶことが出来ます。
なおポケモンGo Plusはアップデートしないと使えないそうです。
ベンチマーク結果(Antutu Benchmark)
スマホの性能を図るアプリ、AntutuBenchmarkの結果です。
約41000となっており、エントリーモデルにしては高いと言えます。
メールや検索、SNSやマップ、音楽を聞く、動画サイト(YouTube等)を見る、といった使い方であれば全く問題ないレベルの性能です。
ZenFone4 Maxのカメラ性能と広角切替について
ZenFone4のカメラは背面はデュアルレンズで簡単に標準と広角に切り替えることが出来ます。
青い枠で囲った部分、1つの山のマークと重なった山のマークがありますが、標準だと山が1つのマークとなっており、これが標準の状態。
山が連なっているマークをタップすると120度の広角になり多くの範囲を撮影することが出来、表現の幅が広がります。
低価格の割に綺麗に撮れる
ZenFone4 Maxのカメラは低価格の割に綺麗に撮影することが出来ます。
黒と白のコントラストの激しい写真ですが、魚の鱗が潰れるようなこともなく綺麗に再現出来ています。
多彩な撮影モード
ZenFone4 Maxは多彩な撮影モードがあります。画面左側を右にスワイプすると様々な撮影モードが選べます。画面右側を左にスワイプすると様々なカラーモードが選択出来ます。
ただし他のZenFone4シリーズはRAW撮影に対応していますが、残念ながらZenFone4 MaxはRAW撮影には対応していません。
もっともスマホのカメラでRAW撮影機能を望む人は少ないと思いますが。
ZenFone4 MaxへのSIMカードの入れ方と3スロットについて
ZenFone MaxへのSIMカードの入れ方です。
本体サイドのSIMカードスロットにSIMピンをまっすぐ差し込みます。
SIMカードスロットが少し出るので後は指で摘んで引き出します。
上記が引き出した状態です。このSIMカードスロットにSIMやmicroSDカードを置きます。
SIMカードスロットの中央がSIM1と書かれており、通常SIMカード1枚のみの利用ならここに置くことになります。microSDカードは左側に置きます。
後はSIMカードスロットを再び入れてしっかりと押して閉じれば完成です。
3スロットのSIMカードスロット
さらっと流しましたが、ZenFoneシリーズでDSDSに対応してから初のmicroSDカードを2枚目のSIMと排他利用せずに同時に入れられるようになっています。
今までは2枚目のSIMカードを入れるかmicroSDカードを入れるか、どちらかしか入れることが出来ませんでしたが、ZenFone4 MaxはmicroSDカードも入れた状態でSIMカードも2枚入れられるという貴重な1台です。
上記はZenFone4のSIMカードスロットですが、SIMカード1枚とmicroSDカード1枚(もしくは2枚目のSIM)しか入れることが出来ませんでした。
これは大容量のバッテリーになって大量の写真を撮る人や音楽を入れて聞く人向けにSIMカード2枚とmicroSDカードを入れられるようにした方が良いだろうという配慮で出来たそうです。
ZenFone4 Maxを使った感想と評判
実際に1ヶ月以上使った感想は、う~ん・・・・・
定価は24800円(税込26784円)という価格を考えれば確かにコストパフォーマンスはよく、今まであまり高機能なスマホを使って来なかった人であれば違和感を感じることなく使うことは出来ると思います。
しかし、iPhoneやZenFone4及びZenFone4 Proを使っている立場からすると動きがややもっさりと感じることがありました。
またカメラ性能もZenFone4及びZenFone4 Proを使っている立場からすると今ひとつと正直なところ感じてしまいます。
液晶も1280☓720で普段1920☓1080の液晶を見慣れていると今一つというか・・・
もちろん価格を考えれば非常によく出来たスマホです。
でもiPhoneから乗り換えて使い勝手が良いと感じるかと言えば答えはNOです。Xperiaにしてもそうでしょう。
ただ前のモデルであるZenFone3 Max(5.2インチモデル)からのステップアップであれば非常に使い勝手はよく感じるでしょうし、3Gになった後に4Gへ復帰するまでの時間も遥かに短く快適に使えます。
評判としては、GPSの感度が価格の割には非常に良いということが言われています。またコスパには優れていると。
個人的にはバッテリーの持ちを一番にしないのであればZenFone4の方をおすすめします。
ZenFoen4 Max 最安値MVNOは?
格安SIMとセットでZenFone4 Maxを購入する場合、どこのMVNOで契約するのがお得なのか調べてみました。
NifMoがお得
NifMoだとZenFone4 Maxの価格は22223円(税込24000円)となっており、多少安くなっています。
また2018年2月28日までNifMoは最大20000円以上のキャッシュバックを行っており、キャッシュバックを考えれば非常に安くZenFone4 Maxを手に入れることが出来る現在最安値のMVNOとなっています。
BIGLOBE SIMならセットでお得に
次に安いのがBIGLOBE SIMです。
価格は通信料とセットなので単体の価格は明確なことは言えませんが、キャッシュバックがあり、かなりお得にセット購入することが出来ます。
速度的にはBIGLOBEよりもNifMoの方がやや速いので少しでも快適に使うということであればNifMoをおすすめします。
ただBIGLOBEもNifMoも通信速度は比較的遅く、快適に使えるか?というと・・・
快適に使いたいということであればZenFone4 Maxはamazon等で購入して、通信速度No.1のUQモバイルで使うことをおすすめします。
当サイトとUQモバイルのコラボキャンペーンで最大13000円のキャッシュバックを考えれば他のMVNOよりもトータルでは満足出来るようになると思います。
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以上、ZenFone4 Maxのレビューでした。
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