ZenPad8 Z380CとZenPad8.0 Z380KLを使っていますが、どちらが良いのか悩んでいる方もいると思うので実際に使ってみた感想やコンセプトの違い等から比較してみたいと思います。
外観の違い
最初に外観の違いです。Z380Cがブラック、Z380KLがホワイトと色の違いはありますが、はっきり言って外観の違いはありません。
カラーは上記以外にもシルバーがともにあります。
大きさも全く同じです。
モデルの違いというよりは両方に共通して言えることですが、スピーカーとインカメラの間にあるカメラ用のセンサーがホワイト及びシルバーだと明確に解りますがブラックだと全然わかりません。
それぞれの外観の細かい違いは下記をご覧ください。それぞれより細かく外観を撮影しています。
コンセプトの違い
Z380CとZ380KLの一番の違いはSIMカードスロットがあるかないかでしょう。Z380KLはSIMカードスロットのあるSIMフリーのタブレットです。Z380CはSIMスロットが無いので通信はWi-Fiで基本行うことになります。
そしてZ380Cはintel製のCPU、Z380KLはQualcomm製のCPUとなっており見た目は全く同じでも全く異なるタブレットと考えた方が良いでしょう。
ではどっちをどのように選ぶべきかと言えば、実はそんなに違いが無いように思います。タブレットの使い方にもよりますがウェブの閲覧やメール、簡単な文章を書く、LINE、SNSに使うということであれば、はっきり言ってどちらでも構いません。
ただしZ380CはWi-Fiモデルと言えるので、Wi-Fiが無い環境下でも気軽に通信を行いたいのであればZ380KLにSIMを挿して使う方が良いですね。
ただしカメラ性能はZ380KLの方が上なのでカメラ性能に拘るのであればZ380KLを選択した方が良いでしゅ。
スペックの違い
では細かいスペックの違いを見ていきます。
型番 | ZenPad8.0 Z380KL | ZenPad8.0 Z380C |
---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 | インテル Atom x3-C3200 プロセッサー |
OS | Android5.0.2 | Android5.0.2 |
ディスプレイ | 8型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト) アンチフィンガープリント フルラミネーションディスプレイ Gorilla Glass |
8型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト) アンチフィンガープリント フルラミネーションディスプレイ Gorilla Glass |
解像度 | 1280×800ドット (WXGA) | 1280×800ドット (WXGA) |
グラフィック | グラフィックス機能:Adreno 306 | グラフィックス機能:Mali-450MP4 |
メモリー | 2GB LPDDR3 | 2GB LPDDR3 |
記憶装置 | eMCP 16GB | eMCP 16GB |
Webカメラ | 800万画素Webカメラ内蔵 (アウトカメラ) 200万画素Webカメラ内蔵 (インカメラ) |
500万画素Webカメラ内蔵 (アウトカメラ) 200万画素Webカメラ内蔵 (インカメラ) |
サウンド | サウンド規格:DTS HD Premium Sound | サウンド規格:DTS HD Premium Sound |
サイズ | 幅約123mm×高さ約209mm×奥行き約8.5mm | 幅約123mm×高さ約209mm×奥行き約8.5mm |
バッテリー駆動時間 | Wi-Fi 約10.5時間 | 約8時間 |
バッテリー充電時間 | バッテリー充電時間:約4時間 バッテリー容量:4000mAh |
バッテリー充電時間:約4時間 バッテリー容量:4000mAh |
重量(バッテリー装着時) | 約350g | 約350g |
無線LAN機能 | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth機能 | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 |
通話機能 | あり | なし |
SIMカードスロット | あり(microSIM) | なし |
異なるところは赤の太文字にしてあります。先に書いた通り、CPUが異なるのですが、intel製だから性能が良いとか安定性があるとは一概には言えません。
よく使われるベンチマークソフト「AnTuTu Benchmark」で比較してみます。
まず通常の数字から。
わずかですが、Z380KLの方が高くなっています。Z380KLが21727・Z380Cが21518。しかし200ほどの差なので誤差の範囲内です。はっきり言って差は無いと考えても良いでしょう。
次に安定性です。
こちらは安定性という意味ではZ380KLの方が高くなっています。価格的にZ380KLの方が7000円ほど高いのですが、この差ははっきり言ってSIMカードスロットがあるか無いかの違いと考えても良さそうです。ただしベンチマークは同時にスタートさせて計測しましたが、Z380KLの方が進行が速かったことを付け加えておきます。Z380KLの方が動作は速いと言えます。
性能に拘るのであればZ380KLを選んだ方が良さそうです。
Wi-Fiモデルかセルラーモデルかで選んで良さそう
性能的にはZ380KLの方が若干優れていると言えますが大きな差は無いと思いますので、Wi-Fiモデルを選ぶかセルラーモデルを選ぶかで考えて良いと思います。
なお、セルラーモデルとしてZ380KLを使うのであれば一番おすすめの格安SIMはU-mobileのUSEN MUSIC SIMです。僕もこのSIMカードで使う予定でZ380KLを購入しています。というよりこれ以外選ぶSIMってあるの?と思うくらい一番マッチしていると言えます。
参考


なお、Z380CとZ380KLの購入は延長保証を考えるのならASUS公式ショップで購入するのが良いでしょう。
安さを求めるのであればamazonです。
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参考
Z380Cですが、オーディオカバー等とのセットで約4800円分のデビットカードがもらえるキャンペーンをASUS Shopにて行っています。かなりレアのデビットカードになりそうなのでASUSファンならASUS Shopが良いかもしれません。2016年3月31日までのキャンペーンです。
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